常仕殿から曉六庵(ぎょうろくあん)へ
平成22年10月5日
石垣を組むことから始まった工事。
石垣が完成し、二階を外し、クレーンで組み替えを着工、改装の木造建築がスタート。
本日!上棟式を奉行
紅白幕を張り、祭壇に棟札を設置。式典前に御前様がご挨拶「常仕殿から生まれ変わる御堂です」と。
読経後、修法加持。
主管様から御焼香され、大奥様、宮崎社長・足立所長・施工員・嶋崎様・檀信徒と続きました。
主管様ご挨拶「ありがとうございました」のあと、全体を浄め、いよいよ棟に札が取り付けられました。
上棟式祝賀会 於・励光閣
御前様挨拶のあと、主管様が乾杯の音頭をとられ「乾杯!」 続いて、棟梁の川上様からご挨拶がありました。
和やかに楽しい時間を過ごし、六十代奥様が謝辞を言われ、宮崎社長の「祝い愛でた」のあと、一本締めで宴を閉じました。
この曉六庵は、常仕殿を改装して建立される御堂です。しばらく境内が工事中になりますが、完成までを、お許し下さい。 編集部
常仕殿(守護神永遠様参拝者お籠もり堂)解体
平成22年7月15日
永遠様に額ずく丑三つ時、今のように車が普及していない時代。ここに多くの参詣者が
宿泊して、一心にお参りをしていました。時が経過し、今は誰もここを使用することは
ありません。老朽化と共に景観も悪くなり、維持が厳しくなりました。励光閣完成によ
り、一新を果たした本佛寺。いよいよ最後の工事に入ります。平成大改修の一環です。
梅雨の長雨の為、日本各地で洪水となっている本日、好天に恵まれ、御前様のお導師により、午前八時に解体のお払いを開始。
全員で報恩の読経を大きな声でしました。久々に晴れた吉日です。お陰を戴きました。
読経後、塩・米・神酒をまき、お清めを済ませ、ご祈祷開始。
常仕殿を取り囲み、祈祷師によってお祓いが行われました。
お祓い後、有縁無縁の精霊にお焼香。施工担当の宮崎社長・設計士の足立先生・解体の大石産業様が順次お参りされました。
お祓い後、御前様の挨拶があり、看板を取り外し、解体開始!の様子。
ここには、本佛寺の大功労者「神代ツルヨ様」がお住まいになっておりました。平成3年1月9日ご逝去。約20年前のことです。
慎んでご供養を申し上げ、報恩の誠を捧げます。ありがとうございました。
午後からは大施餓鬼法要を奉行
多くの出座の僧侶と共に、毎月行われるお施餓鬼の模様。
うっとうしい毎日とは変わり、久々に好天の法要日のためか多くの参詣者があり共に読経し、お焼香をしました。
山首謝辞
お陰様で、日蓮宗が推薦しました「佐藤ゆかり様」が28万票あまりを得票し当選致しました。衷心より御礼申し上げます。と同時にお詫び致します。
誰もが本佛寺には心を洗う為、煩惱を払拭したい為参詣されています。ご先祖をご供養したい、神仏に額ずきたいとの想いを懐きながらのご参詣でご
ざいましょう。そんな中、境内のあちこちにべたべたと選挙のポスターを貼り、掲示板にもそれについてお知らせをするなど、ちょっと変わったお寺
になっていました。その場違いへのお詫びでございます。すみませんでした。ただ新興宗教の選挙体制とは違い、私達は「護り」の為に、国政専門家
を輩出したかったのです。皆様のお陰で、この本佛寺は大丈夫ですが御寺院によっては、行政に参道を縮小されたり、行進などを中止させられたり、
社会活動などを止められたりと、[政教分離]を旗にしての孤立を余儀なくされている所もあるのです。難しい問題ですが、物事には表裏があるとされて
います。法華経はその境を除去するやさしい教えですが、そこに行くまでの手だてが求められいます。本日、私は朝勤で祖師様に睨み付けられました。
恐らく、長年お世話になった「常仕殿」解体の払いを早朝に行う予定にしていたからでしょう。自分にも蟠りがありました。そして迎えた予定の時間、
お天気になり、御祖師様は笑顔でした。お住まいであった神代様をご供養しながら今、施餓鬼法要を終えました。本佛寺の御祖師様は玉顔の像で知られ
心を読むと伝えられています。私の心は穏やかになりました。皆様の信仰もそうでしょうが、私も恐怖と戦っています。常に信仰による報いを求めてい
ます。この度の国政選挙参加という行為が如何なものであったのかも、考えなければなりません。神仏にすがる皆様檀信徒には強要こそ致しませんが、
個々に推される「政党」があることも承知した上で活動を啓発したことも反省しております。お許し下さい。これより、本佛寺はいつもの穏やかなお寺
に戻ります。私は力強い日蓮宗を目指します。皆様の絶え間ない法華経帰依と信仰増進を願いまして、本日ご参詣の御礼に代えさせて頂きます。 合掌
常仕殿(じょうしでん)は永遠様に最も近い山間にある参籠家屋です。この度、撤去となりましたが、何か変わるものを造ると
御前様は言われていました。私達一門はそれに期待しながら、修行に励んで参ります。ご覧戴きありがとうございました。
編集部 前臣
守護神永遠堂下トイレ新築
平成14年12月
永遠様に額ずく方は数知れず、全国から来られます。
しかしながら、やはり人間。用を足すことはしばしば…。
水洗便所を山の中に作ってしまいました。
外観は解りにくい建物ですが、表示を見れば…。
男子用・女子用
それぞれ一基づつです。
きれいに使ってください。
汚したら、ご自分で掃除しましょう!
みんなの御手洗いです。
これは、北九州市 伊東今朝士様の奉納です。
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