![]() |
![]() |
カトゥマンドゥ、それはネパール王国の首都。標高1300M程の所にある盆地都市です。
ネパールは世界で唯一のヒンドゥ教王国のためか、都市のいたるところに寺や祠があり、ナチュラルに人々がヒンドゥの神々と触れ合っています。
ただ、ネパールのヒンドゥ教はかなり仏教との接触が色濃く見られるので、厳密にはインドのヒンドゥ教とは違うのかもしれない。
ネパールの人々は全体としてのんびりしており、穏やかです。その為インドから入るとめちゃめちゃ過ごし易く感じます。顔立ちや思考も日本人と近いものが結構あります。
カトゥマンドゥははっきりって豊かな町です。他のインドの町に比べて。なんと言っても財産の分配がきちんとなされているせいか、物乞いや乞食、浮浪者が少ないです。店などもこざっぱりとした感じで好感が持てます。
ただ、確かに首都としては物足りない感じ。広さも4km四方ぐらいですし、バスターミナルなどのインフラの整備もイマイチ。やっぱり貧困国には変わりないらしい。
が、人々はそんなことお構いなしに充実した生活をしているように見える。インドのように昼間からだらだらと軒下に寝転んでいる職業不明な人はあまりいない。きっと近いうちにインドのGDPとか追い越すんじゃない?とか考えたりする。
あと、一応麻薬は禁止されているはずなのに、めっちゃ簡単に手に入ります。町を歩いていると売人が後ろから音もなく近づいて突然真後ろから「ハロー、ジャパーニ、ハッパ、アルヨ、ハッパ」と胡散臭い日本語で話し掛けてきます。
ネパールは王国で、現王宮も市内にあるのですが、残念ながら入れませんでした(当然か?)。上の右側の写真は王宮の正面口から見た風景です。真中にうっすら見える塔は時計台らしいです。
カトゥマンドゥの西端、スワヤンブナットというところはちょっとした高台になっていて、そこに登ると(多少拝観料を取られるが)カトゥマンドゥの町が一望できます。すごいいい景色なのでカトゥマンドゥに行ったら是非登ってほしいです。ただ、サルに注意。
カトゥマンドゥの人々はお祭り好き。僕らは4,5日滞在していたのですが、その間に2,3回祭りがあったらしいです。あちこちの寺院で。で、その時に出ていた御輿。すごい速さで街中を走り抜け、それに群がる人々がすごくてうまく写真に撮れませんでした。
ホテルの名前
|
大体の場所
|
料金
|
感想
|
HOTEL HAMA
|
THAMEL地区
|
W NRs375+税金 |
安宿が並ぶタメル地区のほぼ真中にある宿。共同トイレ&シャワーだが、一応お湯も出るし、サービスもよい。部屋もきれいだし、ベットメイキングも毎日してくれる。ただ、他の安宿と比べるとちょっと高め。ついでに税金が結構痛かったりする。
|
マイピ・アジマ寺院
|
![]() |
すげーマニアックなお寺。バスターミナル近くの高台の上にあるお寺で、数人の敬虔そうな教徒が祈りを捧げていた。僧侶の皆さんはいい人たちで写真撮影も快く許してくれた。なんか日本の神社に雰囲気が似ている感じ。
|
アナプルーナ
|
![]() |
偶然見つけた日本人女性を |
ハヌマン・ドカー
|
![]() |
カトゥマンドゥ市内でもトップクラスに大きな寺院群。一番大きなものがハヌマーンの寺院だが、シヴァ寺院、ドゥルガー寺院などもいっしょになって、めちゃでかいです。結構庶民の憩いの場にもなっているらしく、境内でゲームに興じているおじさんや学校帰りにアイスキャンディーを買い食いしている女学生なども見受けられます。因みに左手の一番手前の建物(切れちゃっているやつ)は3階くらいのバルコニーからシヴァとパールヴァティーが顔を出しているというお茶目なつくりになっています。
|
スワヤン・ブナット寺院
|
![]() |
さっき少し紹介したスワヤン・ブナット寺院です。カトゥマンドゥの高台にあり、町が一望に見渡せるのもいい感じなですが、寺院自体も見ごたえが十分にある寺院です。葦座が行った時はどっかの兄ちゃんが、どうも成人儀礼らしい作法を行ってました。親に手伝ってもらいながら・・・。何処の国でも似たようなものだ。ただ、僧侶が結構不真面目に見えたのは僕だけでしょうか?そういえば葦座たちはここのサルに昼飯用のバナナとオレンジを奪われました。皆さんも注意してください。
|