シンハラージャ森林保護区


南西海岸を離れ、車は徐々に山へ。
放し飼いの牛が道を渡るような、山間の村を進んでいくと、やがて原生林が茂る山中へ風景は変わっていきました。 
保護区の入り口まで悪路のため、車を降りて、トゥクトゥクに乗り変えました。
世界遺産になっているにもかかわらず、観光客はいませんでした。
地元の若者がガイドをしてくれることになり、いよいよ出発です。 (写真は友人のニロッシュ)
スリランカ・オオリス(?)。サルも見つけましたが、写真に撮ることができませんでした。
巨大なムカデ。その他、トカゲやカタツムリなどの小動物は良く見かけましたが...。
やはり早朝が一番良いようです。
渓谷沿いを上流へ。
つり橋を渡った先に、宿泊施設らしい建物が。 
ビジターセンター&宿泊施設で休憩。誰も泊まっていませんでしたが、管理人もおり、設備が整っているので、次回は、ここで一泊したいと思います。
再び上流へ歩いて、小さな滝に到着。地元の子供たちが遊んでいました。
しばらく休憩していると、雨が降り始めました。
急いで戻ったのですが、土砂降りになり...。
途中にあるガイドの家で、少し雨宿りすることになりました。
家にはガイドの両親や妹らがいて、紅茶と「キリ・トフィー」(砂糖を煮詰めた茶菓子)をご馳走になりました。
雨が少し弱くなったところで、出発しました。でも、再び雨脚が強くなり、結局、ずぶ濡れになりながら、トゥクトゥクが待つ保護区入り口へ到着しました。

車に乗り換え、村まででると、遅い昼食をとりました。
小さな食堂に入ると、店を経営している老夫婦が興味深そうに私を見て、ニロッシュと笑顔でいろいろ話していました。
ニロッシュの話では、「スプーンがないけどどうしよう。」と困っていたそうです。外国人が来たのは初めてだそうです。
私がおいしそうに手で食べていたので、すごく喜んでいたとのことでした。
日本に来た外国人が、納豆を箸を使って食べるようなものなのでしょうね。

コロンボへ向けて出発しましたが、だんだん日が暮れて、到着した時には、深夜になってました。

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