リフォームトラブル・失敗事例集 | リフォーム失敗談生の声

No.2　　あれで良かったんだろうか

新築のお客様宅のキッチンを施工した際の出来事です。 ワークトップと前面の壁はタイルが良いとの奥様のご要望でワークトップには硝子モザイクタイル、壁面には２０cm角のタイルを使用するコトに決定！
（どちらもグリーン系の輸入タイルで、仕上がったら綺麗だろうなと、奥様とうひゃうひゃ大騒ぎ。）

こちらのお宅は輸入住宅でキッチンキャビネットなども全て輸入物です。 ただひとつ問題があり、ワークトップに使うタイルには役物（角に使用する為の特殊形状タイル）が無いので、角は普通のタイルをカットして使うことに。

モザイクタイルは３cm角なので、トリム部分は１列で綺麗に収まる予定でした。 施工当日は現場に行けないので工事担当者に、「水が染み込まないようにコーキング（隙間を埋めるゴム）も重々お願いします」とお願いしておきました。

さて、当日の夕方奥様から電話が。「あ、お世話になります。キッチン如何ですかぁ♪」と能天気なご挨拶をしていたら「それがトリム部分が変なのよねぇ〜。。。」「は。。。？」何か隙間が開いているとの事。

次の日に現場へ行ってみて「！！！」

打ち合せをしていた時はまだキャビネットの上にワークトップ用の板を仮置きしていただけの状態だったのですが、実際には間に1.5cm程の補強板を挟めて仕上げる為に、その差の分の隙間が出来ていたのでした。

またご丁寧に真中にモザイクタイルが貼ってあった為、上下に見事にコーキング材が顔を出し、間抜けなトリムちゃんに早代わりです。 結局、モザイクタイルを半分カットして、１・５列でやり直す事で納まりましたが、んん〜。あれで良かったのだろうか？奥様には喜んで頂きましたけれど、もっと他に方法がなかったか今でも考え込みます。　（ hiro様）

---