餅つき   
                                       
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2012年12月30日(日) 
     
 我が家では、毎年暮れに餅を搗いていますが、最近は、隣近所でもつかなくなってしまったし、我が家でもいつまでつけるか分からないため、記録に残しておくことにしました。

1 米研ぎ
 米をとぐのは、前日夕方。当日の朝になったら水を切っておきます。一臼(うす)分は、約3s、容積にして、2升ほどです。臼と蒸籠(せいろ)の大きさに合わせています。
 

2 臼とのし板
 この臼は、年季ものなので、一度彫り直しをしてあります。ケヤキ製の小さい臼です。のし板は、我が家を建てた時に建具屋さんに作っていただいたものです。スプルースの4枚接(は)ぎです。
 

       3 蒸し器
        外用の竈に蒸籠(せいろ)を載せて蒸します。
       蒸す時間は、約1時間です。そのため、我が家
       では、45分のタイマーを掛けて、あとは、試食を
       しながら、最適な時間を決めています。

4 のし板
 餅米を蒸している間に、のし板に片栗粉を広げておきます。 

5 練る
 
蒸し上がった餅米は、まだつぶつぶしているので、杵(きね)で練って粘り気を出します。かなりの重労働なので、手を抜きたくなりますが、いきなり搗(つ)いてしまうと、米が飛び散って大変なことになります。
 

       6 搗く 
        やっと餅つきになりました。今年から、手合わせ
       共々子ども達に任せました。全部で3臼です。

7 伸す
 搗き上がった餅は、片栗粉をふって、餅がくっつかないようにしてから手早くのします。
 

8 伸す2
  さらに、のし棒で四角くなるようにのします。
 

9 切る
 しばらくおいて、餅が少し固くなったら、包丁で食べやすい大きさに切ります。昨年までは翌日に作業をしていたのですが、固くなりすぎていたので、今年は、当日の夜作業をしました。昨年までに比べて柔らかめのため、作業は楽でした。


       10 焼く
         自分たちで搗いた餅は、やはり炭火で焼くの
        がいいですね。炭は、薪ストーブから調達でき
        るので、餅を焼くだけではなく、いろいろと使え
        ます。
 
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