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出席者は、大田、片倉、牲川、谷岡、柳橋、四十宮、そして私、大久保の計7人でした。
議論されたのは、補遺の「欲望する諸機械における作動プログラムの総括」の後半部分でした。そのうちわたしの担当箇所は、最後の節である第三節の
「機械と充実身体:機械の諸々の備給」でした。
補遺は、全般にわたって、実際にわれわれが普段接している機械や20世紀初頭の芸術の中に見られる機械を手がかりに、『アンチ・オイディプス』の主要概念の一つである「機械」について新たに論じ直した箇所と言えると思いますが、わたしの担当箇所は、主に資本主義下における機械、ありていにいえば工場で稼動する機械をモデルにして、個人レベルではなく社会レベルにおける「機械」について再度論じた箇所でした。(by大久保)
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