D&G研究会

D&G（ドゥルーズ＆ガタリ）研究会は，早稲田近辺で開催する読書会を活動の中心とした，てんでんばらばらの参加者による，自由気ままな集まりです。

Intermezzo ―― 多様体について

前回，「局所化不可能：nonlocalisable」という言葉が僕の担当範囲に出ていたので，多様体のことが少し話題になりました。そのときに僕が言っていた「入門書」とは次のものです。

バリバリ文系の僕には手も足も出ない本ですが，最初の章ぐらいは何とか読めたような記憶があります。手元に今この本がないので確かめられませんが，確か多様体の定義は「n次元上の平面で，どこでもよいから座標軸を描けること」となっていた気がします。

今ネットで検索したかぎりでは，やはりウィキペディアの記述「多様体」が参考になります。リンクで「位相空間」の説明に飛ぶと，さらに理解が深まります。

しかし，このあたりの記述を踏まえても，D&Gのいう「局所化不可能」とは何を意味するのか今ひとつわかりません。「どこでもよい」ことの言いかえなのか，あるいは多様体をも越える問題に触れているのか...。理系の面々から何かコメントがあったらお願いします。　――大久保