南東側外観
各階には敷地の隅切りに合わせた形のテラス、バルコニーが設けられている
玄関ポーチ
ポーチ周りの白壁はケイソウ土塗り
床は豆砂利洗い出し仕上げ


2階居間
居間と階段、食堂、バルコニーを連続させ
視覚的な広がりを持たせる

2階台所・食堂
部屋の形に合わせてデザインされた造りつけの流し台
半円形のテーブルは壁に固定されている

地下1階書斎
鉄骨階段を上ると玄関ホールにつながる

3階主寝室
構造壁と採光を両立させるため、窓には筋交いを入れている

2階階段ホール
洗面コーナーを階段室の
一部に設け空間を
有効利用している
洗面室より浴室を見る
床は段差を解消したバリアフリー仕様とした
お年寄りのために暖房換気扇による浴室暖房を行っている壁、天井はサワラのむく材



2階平面図

3階平面図

地階平面図 1階平面図



設計のポイント
高速道路下の狭小敷地に建つ3世代家族のための住宅です。
地下室を設け地上3階建てにすることで床面積を最大限確保しています。
また、各階にはテラスやバルコニーを設け、外部空間を採りこみ、室内の狭さ感を緩和するとともに
犬を飼ったり、洗濯物干し場として使われます。
その他にも地下階段や、造りつけ家具など狭さを克服するための工夫を試みています。

所在地 東京都大田区
主要用途 専用住宅(同居型2世帯住宅)
家族構成 夫婦+子供1人+妻の母
構造 地下1階+木造3階建
敷地面積 38.85 m2  ( 11.75坪 )
延床面積 89.56 m2  ( 27.09坪 )
設計期間 1998.5〜1999.2
工事期間 1999.3〜1999.9



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