ルートデータ追加方法

 

CSV形式のデータを、データベースに、一括追加する方法をご紹介いたします。

追加するためのDB操作ソフトは、SQLite Database Browser を今回使用します。

まず、ルート情報をCSVデータ形式で準備します。

追加するデータは苦労して作ったので、サンプルとしてCSVファイル として公開しています。

データは、サンプルを参考に作成してください。(使用時は、CHを現在の時間に置き換えて使ってみてください。)

FNFlight Number NO:出発地 ND:目的地 NV:経由地 CH:変更日(YYYYMMDDHHMMSS) 

出発地、目的地、経由地は、空港を4レターコードで入力します。

航空機にセットされるフライトIDの形式が統一されていないようなので、同じ便でも、複数の表記で作成しています。

たとえば、NH01NH001ANA01などです。)

CH(変更日)が古い日付になると、Airnavソフトは、ローカルのルートデータを参照しなくなります。

ローカルにデータが存在するが、ルートデータが表示されなくなった場合は、まずは、日付を確認してください。

正確にはわかっていませんが、3か月位経過すると、ネットワークデータを優先とするように思われます。

ローカルデータとネットワークデータをどのように選択しているのかのロジックが不明です。

 

0)まず、SQLite Database Browser を入手します。

Webからダウンロードでフリーなのですが、リスクあがるので、自己責任で。 http://sqlitebrowser.sourceforge.net. )

作業は、Radarboxソフトを停止させた状態で行います。

 

1)NavData.db3 というファイルを複製します。(念のためバックアップを取ります。)

ファイルの場所は、プログラムファイルのAirNav Systemsの下のAirNav Radarbox の下Dataの中にあります。

場所は、バージョンによって多少違いますので、確認してみてください。

 

2)SQLite DataBase Browserを起動します。

このソフトは、インストするタイプでないので、扱いよさそうな気がします。

 

3)SQLite DataBase Browserのメニューから、ファイルNavData.db3をオープンします。

 

4)SQLite DataBase BrowserのメニューからImportを選択します。

Import Data From CSV File をえらび、追加したいCSVファイルを選んでください。(まずは、サンプルデータをお試しください。)

 

5)テーブル名(New Table name)を、仮に routes10と入力し、'Extract Field Names From First Line'をチェックすると、フィールド名が正しくセットされます。

その後、読みこみボタン「Create」を押してください。(取り込まれるまで少し時間が掛かります。)

   完了すると、その旨ポップアップで通知があります。

   ただしく、データが取り込まれたか、確認します。

routes10のデータでフィールドなどが、ずれていないかを確認してください。

 確認方法は、Browse Data のタグをクリックし、Tableroutes10を選択し、目視確認します。

読み込みがおかしいケースは、文字が、全角になっている場合や、見えないスペースなどが隠れている場合などです。

(データはすべて半角である必要があります。

EXCELでデータ作成時、ASC関数等を使ってデータを半角に変換することをお勧めします。)

 

6)SQLコマンドを発行し、データをマージます。

Execute SQLのタグを選択し、SQL String の枠内に、次のコマンドを入力してください。

 

REPLACE INTO routes (FN,NO,ND,NV,CH)

SELECT FN,NO,ND,NV,CH

FROM routes10

 

そして 「Execute Query」ボタンを押します。

エラーにならなかった場合、成功です。

ノーエラーのメッセージは、Error message from database engineの枠に、表示されます。(すぐに完了します。)

これで、DBに新しいデータが挿入されているはずです。

 

7)作業用DB(例としてroutes10)を切り離します。

 

DROP TABLE routes10

 

を実行します。(上記6のコマンドが残っていますので消したあと入力)

するとDBから、routes10が切り離されます。

 

8)データをセーブする前に、データが正しく更新されているか、確認します。

routes データの内容を目視確認

その後、メニューからSave the databaseを選ぶか、フロッピーマークを押す。

 

以上です。

 

参考情報

注意点: CHの値は、更新日ですが、フォーマットは、YYYYMMDDHHMMSS とする必要があります。

      例→ 2011423134530秒 だと 20110423134530

 

 

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