鼻行類関連書籍


 鼻行類を知るために是非読んでおきたい本の数々。

『鼻行類-新しく発見された哺乳類の構造と生活』

ハラルト・シュテュンプケ著(思索社/博品社)

 すべてはここから始まった。内容についてはあえて語るまい。自らの目で確かめるべし。
 シュテュンプケ原作の部分に、シュテフェン・ヴォアス博士による『ジェットハナアルキ Aurivolans propulsator PILOTOVA(哺乳綱,鼻行目)における飛行の原理について』と題する論文が補遺として添えられている。
 右にある表紙は思索社版だが、後に博品社からも出版されている。内容は同一であると思われる。

『シュテュンプケ氏の鼻行類』

カール・D.S・ゲーステ著(思索社/博品社)

 右は博品社版だが、帯が楽しいです。以下のように。

核実験によって絶滅したはずの、謎の哺乳類<ハナアルキ>。この喧噪の惑星に、やつは鼻をひるがえして帰ってきた。稀代の珍獣の逆襲にさらされ、人類の常識は、いま、空前の危機をむかえる!

 帯の文句(もちろん日本人が書いたのだが)とは裏腹に内容はいたって真面目で、『鼻行類』の内容とその引き起こした様々な影響についての解説。『鼻行類』の著者、ハラルト・シュテュンプケことゲドルフ・シュタイナー氏へのインタビューもあり、『鼻行類』の成り立ちを知ることが出来る。『鼻行類』を楽しむ為の副読本として優れている。

『鼻行類-新しく発見された哺乳類の構造と生活』

ハラルト・シュテュンプケ著(平凡社ライブラリー)

 内容はこれまでに出版された『鼻行類』と同じ。ただし思索社、博品社版にあったジェットハナアルキについての論文はカットされている。本の大きさは新書判。図版が小さくなってしまっているのは残念だが、致命的なほどではない。むしろ手軽に持ち歩くことができ、求めやすい価格で提供されている所を評価したい。鼻行類をいっそう普及させる起爆剤となることを期待されている(しているのはオレだけか)。

 このほか順次追加していきます。入手次第。ええと、他力本願ですがナゾベーム所員の「NASOBEMA!」というサイトに充実した鼻行類関連書籍リストがあるのでそちらを見た方が早いでしょう(爆)。


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