気になる話題をいくつか


Apr.1,2001

 情報筋によると。

画期的な広告システムが実用化
 日本最大の広告会社Rは米ソフトウェア会社Microhostと共同で開発を進めていた広告システム「myDo」が実用段階に入ったことを発表した。このシステムはインターネット上で流通するあらゆる文章の中に自然な形で広告を挿入できるという画期的なもので、Webページの文書だけでなく、リアルタイムにやり取りされるチャットプラグラムにも適用可能だという。報道機関向けに提供された資料によると、例えば
 タカシ>こんにちは。最近どうですか?
 ナナコ>まぁまぁ元気です
という会話に広告が挿入され、
 タカシ>こんにちは。僕は今ネシカフェの香り高いコーヒーを飲んでいます。午後の豊かなひとときをあなたにも。お求めはお近くのスーパー、コンビニで。最近どうですか?
 ナナコ>まぁコーヒーにはぜひ霙印のミルクを。ただいま5%増量中、まぁ元気です
という具合になる。
 広告料金に応じていくつかの段階が設定可能で、より高い料金では、各所のサーバーに不正に侵入しファイルを書き換え自己複製能力を発揮するウィルス型の情報配信も可能という。
政府が強力な景気対策を検討中
 政府は低迷する個人消費への対策として、まずは公務員の給与ベースを10倍程度引き上げることを検討しているようだ。これに先立って国会議員の給与はすでに5倍まで引き上げられており、「公僕たる我々が率先して消費しなくてはならない。自分の意向はさておき、とにかく買って買って買いまくるのであります。"減私暴購"とはこのことです」と首相自らが熱弁を振るったと伝えられている。
花粉症でお悩みのあなたに朗報
 毎年、春を迎えるのが憂鬱なあなた。花粉症でお悩みですね?そんなあなたによいニュースです。
 塔鳥大学、水形桶彦教授らは花粉症に対する画期的な治療法を開発することに成功した。これまでの治療法ではアレルギー物質に対する感受性を弱める、あるいは発症後の症状を抑えることが主な治療法だったが、水形教授らが開発した方法では全く別のアプローチをとっており、花粉だけでなくあらゆる物質にアレルギー反応を起こさせることにより相対的に花粉症の症状を軽くできるというもの。「宇宙の広大さに比べれば我々の存在などゴミみたいなもんです。北方領土が何だと言うのですか」と教授は語り、肝心の治療法については詳しい言及を避けた。
円急落、1ドル=130M円に
 政府による調整インフレから10カ月経ってなお景気の回復の兆候が見られず、日本経済の先行き不安から円が売られ、1ドル=130M円まで円相場は急落した。また、京東証券市場もこの流れを受けて続落、TOPICSは1カ月ぶりに13,000M円を下回った。
今年の夏はECCHUで
 どうやら今年の夏には越中褌の大リバイバルが起きそうだ。平均視聴率45%を記録したドラマ「HELLO」の中で人気タレント本村託他が越中褌姿を披露して以来、各デパートの下着売り場には越中褌のコーナーが設けられ、若者から熟年まで幅広い客層が購入していくという。メーカーによると、今年これまでに「去年までの20年分出荷した」という程の大人気で、工場はフル稼動の状態だという。

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