黒天使くーちゃん

 

今年は、ゴールデンウィーク中、珍しく?家にいました。

そこで、あーちゃんがよく私の部屋の横のベランダまでくるようになったので

雨が降っても大丈夫なようにベッドルームをこしらえることにしました。

カラーBOXを2つと板を3枚買ってきて、カラーBOXを向かい合わせにセットし、

その棚の間に板を渡して、ベッドルームをこしらえました。

ベッドルームには、雨がかからないようにビニールで覆いまでつけて、

おまけにまだ寒いので電気毛布までセットして頑張りました。

出来た次の日から、あーちゃんではなく?

黒猫ママのくーちゃんが居座ってしまったのは、予想外でした。

いつも食いしん坊のくーちゃんは、私が家をでたり、帰ってきたりするとどこからともなく現れ、

えさがほしいとおねだりをします。

えさをあげると一人でガツガツ食べます。

他の猫がもらいに来ると”フゥー”と怒ってあげません。

ちょっと意地悪なくーちゃんでした。

でも、そのくーちゃんがベッドルームから、出ても来ず、鳴きもせず、

えさを目の前に出しても食べもしない状態になりました。

「きっと体調が悪いんだろう。」と思っていました。

 

5月7日の水曜日朝、ベッドルームを覗くと、くーちゃんはいませんでした。

あぁ、「やっと元気になったんだぁ〜」と思って、ベッドルームを見てみたら、

なんかハエがブンブン来るので「おかしいなぁ〜」

っと思ってみてみたら、そこに袋が3つありました。

くーちゃんは、流産してしまったのです。

「くーちゃんの体調が悪かったのもきっと流産のせいだったんだ。」とその時は思いました。

そして、残念に思いながらも原因がわかってちょっとほっとしていました。

 

夕方、家に戻ってみると、朝はいなかったくーちゃんが、ベッドルームの下で、横になっていました。

呼んでも返事もしないし、動きもしないので、「おかしいなぁ〜」と思って

ちょっと心配になり、近所のおばちゃん

(このおばちゃんは猫が大好きで、外猫はこのおばちゃんの所と私の所でえさをもらっているんです。)

を呼びに行って、一緒に見てもらいました。

すると、その時には、もうくーちゃんは、目を開けたまま、息絶えてました。

原因はわかりません。

でも流産が原因で亡くなることはあまり考えられないので

多分、食いしん坊のくーちゃんのことです、

何かよくないものを食べてしまい、体調を崩して流産をし、

そして、亡くなってしまったんだと思います。

 

おばちゃんと二人で、いつもえさをやっている場所の近く、

くーちゃんの子供の黒チビを埋めてあげた横に一緒に埋めてあげ、

お線香と大好きだったシーバのカリカリをあげました。

くーちゃんの甘えた声がもう聞けないと思うとちょっと寂しいです。

 

くーちゃん、また生まれ変わったら遊びに来てね。