英会話教室のこと

私は以前、自宅で英会話を教えていました。

「教えていた。」というよりは「一緒に勉強させてもらっていた。」といったほうが

いいかもしれませんが・・・

最近、学校教育の中でも「話せる英語」が重要視されてきています。

実際、中学校の教科書を見ても会話を重視したものになってきています。

それはそれで良いことだと思うのですが、「入試」ということを考えると

ちょっと難しい問題が出てきます。

「入試」にはやはり文法力も必要で、この文法力を養おうと思うと

今の中学校の教科書では、私は大変教えにくくなっていると思わずにはいられません。

どうしてかというと会話重視で構成されている為(たまたま私が知っている教科書だけかもしれませんが。)、

文法が会話の影に隠れてしまっているからです。

この方法も数ある英語教育の中でのひとつの勉強法かもしれませんが、

私は数年塾で英語を教えていて、大変教えにくかったです。

「どうにかならないものですかねぇ〜」といつも思っていました。

そんな折、たまたま「英語の教授法をいろいろ知りたい。」という思いから、

英会話教室を自宅で開くことになりました。

「英会話」は英語教育でありながら、学校英語とは違い、会話英語なのでとても楽しかったです。

その楽しい中にも文法を織り込んでいけたので、私は以前の英会話教室の勉強法に満足していました。

今は就職をした為、自宅で英会話を教えることができなくなってしまいましたが、

「英会話を通して英語の楽しさが少しでも伝わればいいのですが・・・」と思っています。

(2001年10月6日)