前進座「女殺油地獄」

(おんなころしあぶらのじごく)



原作/近松門左衛門
脚色/小池章太郎 
演出/高木康夫  

四 幕


出 演

嵐 広也
(豊島屋=てしまや)

今村文美

武井 茂



前進座による初演は、1971年(昭和46年)、演出は高木精一郎、主役の与兵衛は六代目芳三郎、父徳兵衛は五代目芳三郎でした。今回の「油地獄」は、演出・美術を高木康夫、与兵衛は、嵐広也・豊島屋、お吉は今村文美で、まさに第三世代による新しい舞台が創られました。

主役の嵐広也さんは、今年1月29日にこのお芝居の事前学習会に来ていただき、その爽やかな人柄と芝居に向かうしたたかさと一通りでない情熱を感じ、全参加者から大きな期待が広がっています。

豊島屋お吉はとても難しい役だそうで、いま、前進座の看板女優である今村文美さんの舞台に期待しましょう。今回の父徳兵衛はお馴染みの志村喬さん、母親お沢は前園恵子さんです。

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