バナー
改造とも呼べない分解して遊んでいる域を出ないパソコンいじりの雑記です。
分解してみて知り得た事をだらだらと書いてみます。





ここに出てくる製品名

PC メモリー HDD その他
PC-9821 Na7/H7 PIO-HEX-4M QUANTUM Fireball 1080AT CPU Am5x86P75
PC-9821 V12 G8CZK A3 QUANTUM Fireball TM2110AT CPU Am486DX5
FM-V 5120D5 SX MC-829 1A QUANTUM Fireball 840AT モニター SONY-Multiscan 15SF
PC-9821 V13 G8QBN WD Cariar 1270 キーボード ミツミKFK-109 PS2
PC-9821Xp FS-34-1 TEAK HD-41A MOUSE パロアルト M-P2Y4
PC486ME KMM5321000CV7 QUANTUM Pro Drive LPS 170S FDD FD11370
PC-9801BX 420Y TEAK SD340 04-U NECキーボード 281015713A
PC-9801FX AI 8M-N TAIWAN SASI HDD D3122 RE1000PLUS
PC-9801LX EMH-16M SASI HDD D3142
PC-9801VM EPSON P201648401 Caravelle AV-050HC
PC286VF D3X431 IBM DJAA-31700
PC286V fujitsu M2684AYU

(お決まりですが、このホームページを見てのユーザー側の改造は、メーカー保証の範囲外なので、自己責任でやって下さい。)
(また、OSやソフトウェアーなどは許諾権などがありますので、不正にコピーしたものは実験以外では使わないようにしてください。)
(当ホームページ管理者は、全く責任はとれません。)



★★★★★ PC-9821 Na7 ★★★★★

2001年6月10日
 リサイクルは大事ですね・・・。
 なんとノートパソコンが捨てられていました。
 PC9821 Nx/C7です。
 スペックはintel486 DX4 100Mhz・メモリー内部8M/外部16M・2倍速CDD・排他式バッテリー・750MのHDDでした。
 システムインストールDisk+デモンストレーションプログラム+バックアップCD-ROM+電源アダプターと共に大型ゴミの日に発見しました。
 大変綺麗でしたので、早速起動してみたのですが、音は鳴れども全く画面が見えません。どうやらWin95が起動したようですが、液晶が死んでいるので見えないようでした。
 こんな時は懐中電灯ですね。
 当ててみると見事にWin95のデスクトップが見えています。
 内容も綺麗ですね。確かPC-9821 Nx/C7はWin3.1が標準OSのはずですが、Win95に載せ替えられ、そのまま何も使われずに置かれていました。ソフトは一太郎6.3だけが載っていましたが、使った形跡は見られませんでした。綺麗なはずですね。この元の持ち主はほとんど活用しない内に液晶が消えて捨てるはめに陥ったようです。
 そこで、液晶を分解してみましたが、全く原因が分かりません。
 たぶん、冷陰極管が切れているか、駆動用のインバーターが発振していないかのどちらかでしょうが、素人には判断がつきませんでした。
 仕方がないので液晶自体の交換になります。NECでは15,000円ほどでやっていただけるようですが、今さら486 DX4に15,000円は痛い出費(中古で5,000円も出せば買えます)なので、困っていました。
 しばらくしている間に、Yahooのオークションで、たまに液晶だけが売られていることに気づき、しばらく検索などをしてみましたが、希望のものはなかなか出てないですね。逆オークションを出そうかと思ったときに、中身が全くそっくりなNa7が4000円で出ていることに気づき、手を出しました。
 液晶で言うとNxが640*480であるのに対して、Na7は800*600で表示され、画面の大きさやドライバーが違うのです。同じ液晶はNe3しか使われていないので、待っていても時間がかかりそうなので、同じであれば、周辺機器が全く互換の上位機種Na7の登場となったのです。
 手元に届いたNa7を綺麗に掃除してから、Nxの周辺機器を全て取り替えられる限り取り替えました。
 汚かったNa7も、ほんとに綺麗になりました。
 最後にHDDを手持ちのDOS/Vに付いていた2.1Gに取り替えて終了。
 と思ったら、ネジの位置が違う!同じIBM製なのに!
 仕方がないので、紙でスペーサーを作って動かないように固定しました。(紙は良い絶縁体です)

 後はOSとソフトです。
 ここでまた問題が・・・。
 順調にインストールは済んだのですが、画面が640*480でしか、表示してくれません。
 どこを触っても同じですね。
 WIN95 98 上でフル画面表示するためにはドライバーをNa7のものに変更するしかないようです。
 元のNa7の持ち主から、mailで、「ドライバーはOSのCD-ROM 又は DirectX 5 ,6等に入っています。」との情報はいただいていたのですが、Win98を入れるのならいざ知らず、Win95には入っていないし、DirectX 5 ,6のことは何も知りません。お手上げでした。(Win98は重いでしょう。メモリーがあればべつですが。)
 コンピュータのことはコンピュータに聞くのが一番と、gooで検索すると見事引っかかりました。
 NECの「121ware.com」は、便利ですね。覚えていて損はないですね。
ディスプレイ・ドライバーも、
「PC-9821Lt2、Na7、Na9、Na12、Xa12、Xa13、 Nb7、Xa7e、Xb10、V7、V10 PC-9801BX4[2]フルカラーウィンドウアクセラレータボード X2(PC-9821X-B03)を実装したコンピュータで Microsoft(R) Windows(R) 3.1から Microsoft(R) Windows(R)95へアップグレードされるお客様」
用の、
「ディスプレイアダプタ用セットアップ情報ファイル(Windows95)」
という物があって、
ダウンロード・インストールで完璧ですね。

ついでに一太郎11を入れましたが、起動に30秒かかります。6.3なら3秒ですね。
LOTUS 2000は15秒ですね。あとEXEL&WOREDを入れたら完璧ですね。





★★★★★ PC-9821 V12 ★★★★★
2001年1月10日

 大阪の日本橋でぶらついていると、道具屋筋の近くのDOSパラ難波店の裏あたりに中古専門のパソコン屋を見つけて入ってみました。
 そこに、ジャンク品として、100台近くの9801や9821や古いDOS/V機が置いてありました。(2000年8月です。)
 しばらく見ていると、その中に、PC-9821 V12がなんと1980円で出ていました。
 前に、FDD(FD1231T)が壊れて修理に出そうとNECのサービスセンターに電話すると、修理費は約18000円だと見積もっていただき、丁重にお断りしたことがあるので、補修用に購入しました。私の家では、まだV13がメインマシンですのでね。もちろん我が家のカレンダーは2001年ですよ!
 購入する前に、レジでドライバーを貸していただき、中をチェックさせていただけるので、確認の上購入できる、良い制度だと思いました。
 蓋を取ると中はそれほどの埃もなく、レンタルやリースの物ではなく個人使用の物のようでした。チェックのしどころは、電源の中の埃が少ないのがポイントですね。電源ボックスの中まで開けて掃除する人は、なかなかいませんから、使用時間がだいたい推測できますね。シャーシの切断面に錆が浮いている個体も見たことがありますが、湿気の多いところでの使用だったことが推測できます。あまり買いたくない代物ですね。
 MemoryもSIMMが4枚刺さっていましたが、それを調べるには、HDDをはずさないと見えませんでしたので未確認でした。いくらドライバーを貸してもらっても、そこまでは気が引けましたので。
 Cバスにrunボードが挿さった個体があったので、買う方に挿してはいけないかと店員に交渉しましたが、それはダメと言われました。ここまでが、制度(買うルール)の限界のようですね。
 PC-9821 Xa7eも2980円で出ていましたので、併せて買ってしまいました。(こちらの方が前パネルが綺麗なので高かったらしいです。)
 そこで、中のMBを見てみると、これがまた、よく似ていますね。全く一緒と言っても良いでしょう。
PC-9821 V12もXa7も同じ物。(V7もV10もV13も後期のXa7〜Xa10及びXa12も、と言うことになりますか?!実際には同じV12でもMBの違うものが存在しますが。)
 違いを言えば、PCIバスの外側のランドが、PC-9821 V12では、埋まっていますが、Xa7では、PCIバス用の空きランドになっている事(HPを探すと、ここにもう一つPCIバスを増設する改造が見られますね。部品は日本橋の共立電子で手にはいるとか・・・。)と、FSBクロック周波数と倍率の変更のジャンパーピンがPC-9821 V12では両方立っているのに、Xa7はランドだけでピン自体が無い事くらいですね。(しかも、改造の記事通り、Xa7を120Mhzに改造するときに設定するピンが、ちゃんと緑色のジャンパーでショートしてあります。)
 ★CPUの倍率設定の方法は、CPUのBFピン設定はBIOS ROMの横「SW3」
SW3 1-2 3-4
×1.5 OPEN OPEN
×2 SHORT OPEN
×2.5 SHORT SHORT
×3 OPEN SHORT
 ★外部クロック設定の方法は、Socket5の横の「SW2」PLL-ICであるSC464に対する設定となります。
 SC464については「11ピン足上げ」が有名らしいですね。
SW2 1-2 3-4
33MHz OPEN SHORT
50MHz OPEN OPEN
60MHz SHORT OPEN
66MHz SHORT SHORT

 したがって、120MHzの設定は、<CPUのBFピン設定は1-2をジャンパで2.0倍*外部クロック設定は1-2をジャンパで60MHz>あわせて120MHzになりますね。
 我が家のはPen100MHzにWin98を載せて快適に使えています。(メモリーは32Mです。)
 ちなみに、外部クロックを高くした方が、倍率が高いより早いそうですね。

 V12もXa7も前面パネルのロゴのプレートが、後ろからだとすぐはずれるのですね!(前からは、はずれないんですねこれが!)これを入れ替えて、後は、背面パネルのシールさえ変えておけば、違いに気づく人はいないでしょう。
 だって、電源ユニットからHDD・FDD・CD-ROMをマウントする金具までまるで同じですから、前のパネルをそっくりそのまま交換することだって出来ますね。
 ここまでくれば、あの値段の違いはどこからくるのか疑いたくなってしまいますね。
 ほんとに、CPUの値段の差だけと言って過言ではないでしょうに、なぜ・・・。(まあ、メモリーやGAのチップとか、最大メモリーの差や、モニターの違いなどがあるのですがね。)
 このころのNECがいかに苦しい戦いをしていたのかが、目で分かるモノだといえるでしょう。
 だから、このころのキーボードは(も)、ちゃちっぽくていやですね。どうしてもPC9801のR〜Fに作られた物に手が行ってしまうのです。(好みもありますが、ほんとに打ちやすいですよ。Windowsキーはありませんが・・・。)

 私のXa7の筐体後ろ側の番号は、5Xで始まります。1995年10月製造ということでしょう。

 メモリーは72pin-SIMMソケットが4つあって8M*2+16M*2が刺さっていました。(ラッキー !)
 内訳は8M*2がNECの純正品で、16M*2はサードパーティー製でした。
 V12もXa7も、L2ボードは乗っていませんが、メモリスロット側の面にL2のチップ等が乗っているタイプと、CPUソケット側の面にL2のチップ等が乗っているタイプも存在するようです。

 HDDはIDEの今は無きCONNER製の800Mドライブが入っていました。
 外のケースのアルミの酸化の具合が、いかにもMADE in CHINAで、信頼性がすごく気になりますが、まあ大丈夫なんでしょうね?
 音はIBM並みに高い音で、少し回転の音がうるさいですね。個体の差もあるのでしょうか?MADE in MARREYのCONNERもありますしね。
 CONNERのデータが無いので詳しいデータはわかりませんが、少し遅いような気がしますね。気のせいでしょうか?


解像度と色数のバリエーションを増やす裏技
 結論から言えば(知り合いのM先生の口癖です。見てたらごめんなさい。)、レジストリとSYSTEM.INIの変更で出来るようですね。
 レジストリの変更箇所は、たとえば800×600のフルカラー表示が欲しい場合は、
1、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Class\Display\0001\MODES\32\
のところに「800,600」というキーを追加します。
2、他の解像度の8や16、色数でも同様に「キー」を追加します。
 「0001」は環境により異なります。たとえば「0000」がPC-9821の256色画面で、「0001」がVision864と言う具合です。「0000」の方は使わなければ削除しても可です。(初めから無い場合もありますね。)データの「文字列」は空白で可です。
3、また、SYSTEM.INIには、たとえば以下の記述を追加します。
[accmxx.drv]
BPP8=ON
BPP16=ON
BPP32=ON
XY640x480=ON
XY800x600=ON
XY1024x768=ON
XY1120x750=ON
XY1280x1024=ON

こんなあたりですかね?詳しくは他の改造のHPをご覧下さい。あしからず!
(Win95でaccmxx.drvは、どうするのでしょうね?Win98から・・・?)


LANについて。
あるHPを見ていると、2000年に購入された紹介がありました。
 1.LANボード:LGY-PCI-TR (メルコ)1380円 2台
 2.ハブ    :LGH-M5(メルコ)2380円(5台まで接続できます。もう1台カスケード接続すれば9台まで)
 3.15mケーブル:980円(カテゴリ5対応ストレートケーブル)カテゴリ5とは、500m対応品です。
 4.1mケーブル:360円(カテゴリ5対応ストレートケーブル)カテゴリ3でもokですが売っていません。
       合計:6480円
 こんなに安くネットワークが出来てしまうそうです。メルコ以外に、更に安いのがありますね。
 LANボードには、PCIバス用、ISAバス用がありますがISAバスの場合は、クロック8MHzの制限より10Mbpsの理論値での伝送もできませんから、PCIバス用が良いですが、今時ISAバス用は見ませんし・・・。
 こんど家で、組みたいと思っています。





★★★★★ FM-V 5120D5 SX ★★★★★
2000年6月

 5120D5のHDD 破壊の為に自作のPCを作った人から本体だけ頂きました。(2000年の2月です。)今は近所の靴下工場から貰ったディスプレイのSONY-Multiscan 15SFをつけて現役復帰しました。インターネット用か、ワープロ&表計算には十分ですし、省電力設定ができるので便利です。
 日本橋のジャンパラ難波で QUANTUM Fireball 1080AT (3.5inch-IDE-HDD-1G)と近所の電気屋さんでキーボード(ミツミKFK-109 PS2)とマウス(パロアルト M-P2Y4)を買って使っています。
 値段はHDD 1080ATが3980円で、キーボードが2500円、マウスが650円で、合計7000円ちょっとでした。
 ドライバーがないと映らないかと、まずSONYのHPを覗きに行きましたが、そんな古いディスプレイのドライバーはありませんでした。
 とりあえずWin95をインストールすると映ることは映っていましたが、案の定、不明のディスプレイとなっていました。そこで、もしやと思いWin95の中に入っているドライバー一覧を覗くとSONY-Multiscan15SFが見つかって、めでたく省電力まで使えるようになりました。
 しかし、16色表示しかしてくれません。せめて256色表示くらいはしてもらわないと使いづらくて仕方がないですね。
 解決の糸口を見つけるためにコントロールパネルのシステムのデバイスを見るとディスプレイドライバーにATI mach64 PCI(JAPANESE)とATI VGA Wonderが勝手にインストールされて、ディスプレイドライバー同士が競合を起こしているようで、片方に「!」ともう一つに「×」が付いています。
 どうもこれが原因かと片方を削除しても結局再起動の時にインストールされてしまいます。
 どちらか片側のドライバーを使わない設定にしても、ディザブル側は「!」が付いてしまってどうもうまくいきませんでした。
 仕方がないので、富士通オンボードのディスプレイアダプター(ATI)のホームページを探しにに行くと、FM world を見つけ、そこに、5120D5用のバグフィックス版のドライバーが存在しました。(さすがに大手メーカーだけにサポートはしっかりしていますね!)
 フロッピー2枚にダウンロードして解凍したドライバー(W95311CJ1.EXE & W95311CJ2.EXE)をインストールして、めでたくカラーパレットにHigh Color(16ビット)まで表示ができるようになり、るんるん気分で再起動をしましたが………、ディスプレイの設定が合わない旨の指示が出て、Safeモードでしか起動しなくなってしまったのです。
 あわててコントロールパネルのシステムのデバイスを見てもモニターのドライバーは正常にインストールされており、競合もなく「!」も「×」もありません。
 ここまで完璧?な処置をしてもだめなのか!!
 「バカヤローーーーーーーーーーーーーーー。」と、思わす叫びたくなってしまう今日この頃でした。
 しかし、しばらく触っているうちに、システムの中のパフォーマンスの中にグラフィックスがあることを発見し、SONY-Multiscan 15SFという古いディスプレイなので、パフォーマンスを1段階落とすことでHigh Color(16ビット)まで表示できるようになりました。
 これで、やっときれいな画像を見ることができるようになりました。
 どうも、古いディスプレイなので画面のシンクロができなかったようで、パフォーマンスを1段階落とすことでやっと表示できたと思われます。
 まあ、私にとっては初めてさわるIBM-PC互換機で、今は109キーボードに慣れるために使っています。(この前初めて[CTRL]+[漢字]でATOKが出せることを知りました。2000年の4月の事です。一太郎V3以来、マニュアルは読んでいませんしね!)
 しかしPC-9821 V13よりOSの起動時間も早いし、かなりレスポンスはいいですね。HDDのスピードの差ですかね?OSの終了も自動だし! 同じ Intel Pentium で133MHz−120MHz=13MHzの差がありながらなぜでしょうね?やっぱりレジストリの大きさなのでしょうね。NECだけに限らずOEMのOSはリカバリーCD-ROMが付いている代わりに、全く要らないソフトまで組み込ませ(買わされ?)られるので、いやですね。

 メモリーは純正の72pin-SIMM(FastPage) 8M*2(AI 8M-N TAIWAN R O C 94427-1 94U0チップ)と16M*2で合計48Mでパリ付きとパリ無しの合体構成ですが機嫌良く動いています。今はマインスイーパーとフリーセルしかしないので、8M*4(Boffalo製の8M*2 EMH-16M)の合計32M構成に換えました。後で増設したBoffalo製の8M*2 EMH-16Mは「for NEC」と書いてありますが、使えます。基板には8000XMT-Bとシルク印刷してあります。
 しかし、メモリーがsimmソケットに差し込まれただけで、爪に掛けていない状態で置かれていたのには驚きました。持ち主は、触ったことはないらしく、工場から出荷された状態でそうだったらしいです。一度確かめた方が良いみたいですね。また、ライザーカードが、爪から外れてインシュロック・タイで固定されていました。ちょっとFujitsuさん、出荷チェックを強化した方がいいのでは・・・。

 HDDは他に QUANTUM Fireball TM2110AT (3.5inch-IDE-HDD-2.1G)もFdiskとformatしてみましたが、問題なく使えるようです。元々 QUANTUM Fireball 840AT (3.5inch-IDE-HDD-840M)が入っているし当たり前ですかね?
 値段はTM2110ATが4980円で、1080ATが3980円でした。

 CPUは Pentium 120MHzを133MHz駆動にジャンパー変更(場所は本体中央、後部寄りにあるベースクロックのジャンパを 66Mhz に設定変更。)しましたが、不安定なので元に戻してあります。しかし、後で気が付いたのですが、起動diskを作ろうとするとWin95のCDをCD-ROMに入れないといけなくなったのです。NECなら起動Diskはそのまま作れます!(大量に起動Diskを作る人はあまりいないですが・・・。)
 今は兄の家で余生を送っています。



★★★★★ PC-9821 V13 ★★★★★
2000年4月

 自分で買った4台目のコンピュータです。
 ミドルタワータイプで、17インチモニターですが中身はdos/vとよく似ていますね。MBと電源コネクターが違うだけと言っても良いでしょう。(考えれば、MBが違えば全く違う物ですね!)
 しかし FM-V 5120D5 はPentium 120MHzでもCPUクーラーが付いていますが、NECは133MHzでもヒートシンクだけです。(巨大ですけど!)どちらの方が良いのでしょうね?
 部品点数が多くなる分、故障が多くなるけれど、夏の暑いときにはクーラー無しではハングアップが多くなる。でも、「夏の暑いときに部屋を涼しくしないでキーボードを叩く者はいない」と、考えるとNECの選択の方が賢明なのでしょうか?
 実際には仕事から帰ってすぐ、暑い部屋の中でPCの電源を入れることは良くありましたが・・・
 
 メモリーは72pin-SIMMソケットが4つあって純正の 8M*2(EDO)と8M*2(FP)のパリ付きで合計32Mでの構成です。この構成でずっと使っていましたが、画像処理をするようになってスワップが発生するので FM-V 5120D5 に付いていた16M*2(FP)のパリ無しを純正の 8M*2(EDO)と交換し、16M*2(FP)のパリ付きをジャンパラ難波で購入して16M*4の64Mにしたのですが、起動の途中で2回目が「 Windows95を%▼淀ャ┓┗┳┻刄蛛。▲・・・」と字化けを起こします。後は正常に動作していますのでそのまま使ってますが不気味ですね!!やはりEDOでないといけないのでしょうかね?
 しかし、Pen166のCPUを980円で手に入れた(じゃんぱら難波2号店2001年4月)ので、ジャンパー変更してすげ替えると、自然に直ってました。
 どうやら、内部の触りすぎで、接触不良を起こしていただけのようでした。そういえば、富士通のメモリーで同じことを言う販売員がいることを聞いたことがありました。
 メモリーの値段はパソコン購入当時の8M*2が6000円(8MのSIMMは2000年の3月にジャンパラ難波?日本橋だったかな?で300円くらいのゴミ扱いで売っていました。)と、16M*2パリ付き(2000年3月購入)は4000円でした。

 HDDは家のではIBMのDJAA-31700でしたが、職場のV13はWestern Digital Caviar 3.5inch-EIDE-1.7GBですね。製造時期のロットの差なのか、それとも一太郎・ロータスバージョンとワード・エクセルバージョンの違いなのでしょうか?
 ちなみに、上のメモリーと一緒に買ってきた QUANTUM Fireball TM2110AT (3.5inch-IDE-HDD-2.1G)もFdiskとformatしてみましたが、問題なく使えるようです。QUANTUM の方が早そうなのでマスターにして、元々のIBMをスレーブにしてみましたが、HDD間のファイルのやりとりができなくなりました。小さなファイルはCOPYできるのですが、20MくらいのファイルをCOPYすると、ハングアップするのです。[ctrl]+[alt]+[del]も効かず、リセット以外にはなくなります。やはり、dos/v用のHDDは相性が悪いのでしょうかね?
 しかし、私の近くのWestern Digitalのドライブはなぜかよくエラーがでます。
 職場のWDは不良セクタが5カ所ほどあって薄気味悪いし、出入りの業者さんも自分の3.1GのHDDが壊れたそうです。だんだんformatができる容量が少なくなって最後になくなったそうです。
 そのHDDの残骸を貰いましたが、Fdiskはできるけれども物理formatができませんでした。diskにキズでもあるのかと蓋を開けてみましたが、これといって無いようでした。
 これは FM-V 5120D5 に付いていた QUANTUM Fireball 840AT も同じ症状でした。これもついでに蓋を開けようとしましたが、何かが引っかかっていて開けることができませんでした。これは QUANTUM 製品に共通するのでしょうかね?


「IDE インターフェースドライバ」について----------------------------
 このVシリーズのパソコンは、2台目のHDDを入れるとハングアップします。
 ハングアップのタイミングを見ると、CD-ROMのLEDが付いたときにHDDがアクセスされていると、必ずフリーズです。
 おかしいと思ってしばらく捜していて、修正ドライバーを発見しました。
 場所は、コンピュータに展開された、Win95のルートディレクトリにある、
 Drivers2\Storage\Nec\Esdi_506\
 です。
 その中の、「Readme.txt」を読んでいただくと分かります。
 あらましは、

1,3 台以上の IDE ドライブ (ハードディスク 2 台+ファイルベイ用 CD-ROMドライブなど) をインストールしているコンピュータで、これらのドライブすべてに同時にアクセスするとハングアップする場合がある。
2,システムセットアップメニューで、内蔵固定ディスクのモータ制御を"設定する"にしても、内蔵固定ディスクのモータが停止しない。

 修正モジュールをインストールするには、先ほどの「Readme.txt」を読んで、IDE インターフェース用のドライバを置き換えてください。
 と言っても簡単で、
 「このディレクトリのファイル ESDI_506.PDR を、Windows 95 をインストールしたディレクトリの下の system\iosubsys ディレクトリに、INT13.VXD を system\vmm32 ディレクトリにコピーする。」と書かれているだけですが・・・。


 FDDはNEC FD1231Tでした。


「Cバスの話」
 CバスにSCSI-1の50M内蔵のボード(Caravelle AV-050HC Avariceシリーズ)をつないでみたのですが、全然応答がありませんでした。何回やってもディップスイッチを変更しても「ぴぽ」の後メモリカウントをするだけで画面は黒いままです。ディップスイッチをデフォルトに戻した時、ちょうどご飯になったので、電源を入れていたのを忘れたままで食事をとりました(画面が黒いので忘れていたのです。)が、食後戻ると、DOSの「固定ディスク起動メニュープログラム」になっていました。そこにはSCSIがちゃんと認識されていました。Windous95を立ち上げて見ても、ちゃんと認識されており、ファイルも覗けます。DATAのBackupにと思って繋いだのでコピーしておきました。
 その後、幾度かこのHDDを繋いでいますが、2分くらい経つと認識してくれます。やはり、ターミネータを繋いでいないのが原因でしょうか?それともIRQ(INT)の問題なんでしょうか?
 ついでに、元の9801FXに繋いでも起動しなくなりました。MS-DOS 3.30Dのシステムファイルが壊れてしまったようです。今はバックアップ専用になってます。

 なお、Caravelle AV-050HC Avariceシリーズのスイッチは、
 出荷時の初期設定で
役割 初期設定
ボードID 7(ハードディスク装置等のIDではありません)
割り込みレベル IRQ9(INT3)
DMAチャンネル DMA#0
ローカルメモリアドレス \DC000〜\DCFFF(\EC000〜\ECFFF)
I/Oアドレス CC0,CC2,CC4
CPUタイプ PC9801VM
ROMアドレス POWER ON時にROMもアクセス可
 です。

スイッチの設定は、

PC98XAに取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON ON off ON off off ON SW1 ON ON ON ON ON off off off
(他のHDDを使用する) SW2 off ON ON off ON off off ON SW1 ON ON ON off off ON ON ON

PC98XL,RL,PC-H98に取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON ON off ON off ON ON SW1 ON ON ON ON ON off off off
(他のHDDを使用する) SW2 off ON ON off ON off ON ON SW1 ON ON ON off off ON ON ON

PCXL2に取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON ON off ON off ON ON SW1 ON ON ON off off ON off off

PC9801E,F,M,PC-286L,LE,LFに取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON off off ON ON off ON SW1 ON ON ON ON ON off off off
(他のHDDを使用する) SW2 off ON off off ON ON off ON SW1 ON ON ON off ON off ON ON

PC9801VX,UX,RA,RX,EX,ES,RS,DX,DA,DS,NS,EPSON PC(PC286U,L,LE,LFを除く)に取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON ON off ON ON ON ON SW1 ON ON ON ON ON off off off
(他のHDDを使用する) SW2 off ON ON off ON ON ON ON SW1 ON ON ON off ON off ON ON

PC9801VF,VM,U,UV,CV,N,NV,EPSON PC286Uに取り付ける場合
(他のHDDを使わない) SW2 off ON ON off ON ON off ON SW1 ON ON ON ON ON off off off
(他のHDDを使用する) SW2 off ON ON off ON ON off ON SW1 ON ON ON off ON off ON ON

 また、ボード上のジャンパーピンは、起動モードの設定で、
JP901,JP902にジャンパーピンを入れると、「高速起動モード」ですが、他のHDDを使用することはできません。デフォルトでは、付いています。
JP901,JP902のジャンパーピンをはずすと、「通常起動モード」です。2台目以降のHDDを使う場合に設定します。
 DRIVE IDの変更場所は判ると思いますが、外部電源左下のLEDは「電圧降下インジケーター」で、+12Vの電源容量が不足したときに点灯します。



★★★★★ PC-9821Xp ★★★★★

 近所の個人の電気屋さんの前に捨ててあったのを貰って来ました。
 父がコンピューターの勉強をしたいというので実家に置いてあります。だから、中はあまり開けていません。
 GAからの出力が2列15ピンで、なかなか合うディスプレイがありませんでした。変換コネクターという手もあったのですが、値段が高いのでやめました。しばらく探していると、今は無きICMの17インチ ディスプレイに合う物があったので使っています。大きい画面はいいですね!!
 Win95のインストールは少し手間取りました。起動Diskがないので、PC9821 V13で作りましたが、CD-ROMが認識しないのです。これはdos/vでも同じですね。config.sysとautoexec.batをキーボードを叩いて作って、NEC-CD_101をコピーして何とか作り上げ、インストールしましたが、どういう訳か起動ができませんでした。DOSの画面から覗くと、パスやデバイスが全てBドライブ指定になっており、これが起動しない理由でした。
 どうしようかと思いましたが、HDDを空にして起動diskの内容全部をHDDに移してインストール後に起動diskの内容を削除するという「技」でインストールを無事終了しました。

 メモリーは72pin-SIMMソケットが2つあって16Mが増設されていました。
 標準は4Mが刺さってましたっけ?
 もちろんFPMですよね?
 このころの物は同じタイプのメモリーを2つ繋げなくてもいいので楽ですね。
 でも新品で買ったときには6万数千円もした物ですね。
 今だったら数千円ですね。時代の変化ははやいものです。(特にコンピューターの世界は!!)

 HDDはIDEですね。
 物はWestern Digitaの210Mドライブが付いていました。ケーブルがすごく短くて20Cmくらいしかなかったですね。MBのHDDコネクターのソケットのすぐ上に横向きに置かれています。
 しかしNECはWDのHDDが好きですね!!



★★★★★ PC486ME ★★★★★
2000年3月

 隣の街の大型ゴミの日に、使えそうにない古びたコピー機の後ろに捨てれられていたのを発見!
 ドットインパクトのプリンターが一緒に置かれていましたが、今となっては使い道がないのでプリンターケーブルと電源コード以外はそのままにしてきました。
 15インチCRT一体型の本体には「98proguress」と言うシールが張ってありますが、ほんとに「進化」しているのでしょうかね?だって、Cバスの拡張ボードもあまり発売されていないので2000年の今となっては探すことができるでしょうか?(NEC用とはやはり相性が悪いことが多いのでね。)
 とりあえず、Win95をインストールしよう。
 CPUはi486DX2だし、十分使えるはずですね。
 まずは、配線と中身のチェックをして電源オン。Win3.1が起動しましたが、メインメニューだけでなにもありません。Win3.1を終了させてDOSプロンプトで中を見ると、あらかたは残っているようでした。でも、必要がなさそうな物ばかりだったので、Formatし直して新規に自分のWin95をインストールしてみることに・・・。と、ふと考え直して、これはエプソンなので「もしや」と思い、config.sysを見ると、やはりCD-ROMのドライバーはエプソン用のもので、FDDにドライバーをCOPYして一安心。もしFormatしてしまったら、ドライバーを捜すのに一苦労するところでした。
 起動diskはV13で作って、config.sysとautoexec.batにエプソン用のCD-ROMのドライバーを書き込んで出来上がり。(もちろんEPSONCD.SYSはCOPYしてからですよ。)
 内容は、

config.sys

BUFFERS=20
FILES=60
DEVICE=HIMEM.SYS
LASTDRIVE=Q
DEVICE=EPSONCD.SYS /D:MSCD000 /L:Q

autoexec.bat

@echo off
SCDEX.EXE /D:MSCD000 /L:Q

です。(Win95をインストールするときにはEMM386でないと動いてくれませんね。)

 でも、ちゃんとCD-ROMも認識しているのですが、インストールができません。
 どうやらsetupウイザードのフォルダーをフロッピーに作成しているようです。
 ちなみに、Win3.1(NEC用FDD版)はインストールできました。
 MS-DOS6.2でも起動Diskを作りましたが、lastdriveを書き忘れてCD-ROMを認識しませんでした。
 テレビや他の機能も使えないのでしょうかね?CバスにはTVチューナーが刺さってますが・・・。また、いいスピーカーが付いてますが、これも使えないのですかね?
 ここで、PC-9821Xpで使った技でインストールをしてみました。
 HDDを空にして起動diskの内容全部をHDDに移してインストール後に起動diskの内容を削除するという技ですね。インストールは無事終了しました。
 でも、NECのoemのWin95なのでたくさんのドライバー異常やメモリーの競合が起こってとてにも使える代物にはなりませんでした。
 やはりNECのoem版ではないEPSON用のWin95が必要なようです。また、15インチCRT一体型のモニターはどうやらSONY製らしいのですが、ちゃんと認識させるにはEPSON用でないとドライバーがないのでしょう。
 試しにFDD版のPC9800シリーズ用のWin95をインストールしましたが、安定しませんでした。
 モニターが認識せず、GAは必要でしょう。おまけに、起動時に画面はちらつく、終了時のメッセージが出ない、再起動時はSAFEモードしか立ち上がらない、数回再起動を繰り返すとメモリーカウントもしなくなるという有様でした。

 メモリーは72pin-SIMMソケットが4つあってI/Oデータ社の8M(4M*2)が増設されていました。型番はEPSON P201648401でG5518というシールが張ってありました。標準はエプソンの純正の8M(4M*2)が刺さってました。型番がD3X431でシールには一枚はEP40005877もう一枚はEP40005403とあります。
 ここで、不思議なことが二つ。
 一つ目は、標準に入っているメモリーはエプソンの純正で問題はないのですが、I/Oデータ社の増設メモリーのメモリーチップが違うのです。一枚目の表の8個が日立USA製(1526 QQQ)で、裏の8個が日立JAPAN製(9525 5NN)です。二枚目がNEC製(I94542CH-J6)でした。また、I/Oデータ社特有の5mmくらいの丸い緑のシールと型番シールが違うのはなぜでしょう?
 この時代のSIMMって同じものを2枚一組でなければいけないはずではなかったですかね?
 二つ目は、増設メモリーを抜いて起動すると640+7000のメモリーカウントですが、増設すると640+14000になるのです。なぜ640+15000ではないのでしょう?

 HDDはIDEで富士通のドライブが使われていました。
 型番はfujitsu M2684AYUでした。500Mのドライブですね。




★★★★★ PC-9801BX ★★★★★
2000年2月

 1999年の12月に近所の靴下会社の前を通りかかると、近所の従業員さんがPCを捨てようとしているではないですか。とりあえず交渉して頂くことにしました。
 型番を見るとBXでした。その会社ではMS-DOS5で、その会社専用の開発アプリが使われていたようですが、大部分がファイル削除になっていました。エコロジーで復活できそうにも思いましたが、貰った手前その会社の内部情報を非常識な手段で取り出すのも気が引けたので、全てformatしてしまいました。

 メモリーは72pin-SIMMソケットが2つあって第1ソケットに2M (NEC製 G8QBN これ、 シリアルナンバーかな?)、第2ソケットには4M (?製 D3X431 )が増設されていました。
 ここにIOデータ製のPIO-HEX-4Mを挿してみましたが全く認識しませんでした。
 また、第1ソケットに、Mac(パフォーマ770)から取り出した4Mの72pin-SIMM(もちろんFPMでしょう?違うんですかね?)を挿したところ認識したので使っています。
 しかし、このMac(パフォーマ770)から取り出した4Mの72pin-SIMMは、SAMSUNGの製品ですが、接点になぜかハンダメッキがしてあり、そのハンダがはみ出していまにも隣のランドと接触しそうになっていてすごく危なっかしい物です。型番はKMM5321000CV7でした。チップは見たことのない420Yと言う物が載っていました。
 で、今、全部で8MでWin95を起動していますが、最初からスワップの嵐です。むちゃ遅いです。
第1ソケットは4Mまで第2ソケットが32Mまで認識するそうですので、もう少し改善の余地はありそうです。ちなみに、Boffalo製の8M(EMH-16M)を第2ソケットに挿して12Mで起動してみましたが、少し早くなっただけでした。やはり、HDDや他にかなりの負荷がかかっているようです。(今度は16Mを挿してみましょうか!)
 でも、OSが自分の物ではないので仕事には使っていません。あくまで実験用です。(友人のフロッピー版のアップデート用Win95とWin3.1で20枚+16枚のフロッピーを使って、2時間以上かかってインストールしました。)

 HDDはWestern Digital Cariar 1270 (3.5inch-IDE-270M)が付いていました。
 また、Mac(パフォーマ770)から取り出したSCSIのCD-ROMがあるので、接続すれば自分のOSを入れられるので仕事にも使えますか。でもこの遅さには辟易しています。
 i-80486 SXではどうにもならないですかね?

 それと、GAが無いと使いづらいですね。表示できるライン数が少なすぎるので、起動時に毎回「ディスプレイアダプターが正しくありません。」と言われ、ディスプレイのドライバーをインストールし直す指示が出て、それをキャンセルするのには、「OK」を押して「キャンセル」を押せばいいのですが、「OK・キャンセル・適応」が画面下に隠れて押せないのです。タスクバーを無くして上の青い部分を上にドラッグして初めて「OK・キャンセル・適応」の上の方だけがかすかに見えて、押せるようになるのです。毎回毎回そんなことをするのは面倒と言うほかありません。
 しばらくして、どこかのHPを見ていたら、ベクターにNECの400ライン用のドライバーが存在することを知って、ダウンロードしてインストールしてみると、これがちょうどです。ちょっと画面が小さいですが、これだけ古い機種ですからがまんがまん。ちなみにコントロールパネルのシステムのデバイスを見るとディスプレイドライバーに黄色の「!」が付いていますが、警告は出ませんのでいいでしょう。

 オーバーヘッドプロセッサ用に青いソケット1が見えていますが、今となってはこれに合うCPUを探すのは難しいでしょう。


★★★★★ PC-9801FX ★★★★★
2000年1月

 1999年の11月に、ある学校のコンピューター室が改装になって廃棄処分された物を4台貰ってきました。3.5インチFDDのタイプです。
 1台は違う学校の事務処理用に貰われていきましたが、3台は手元にあります。
 私はこの頃作られたメカニカルノンクリックキーボードが好きで、さすが全盛期のNECが作った物で、いかにもお金がかかっていそうなキーの音とキータッチの柔らかさがとても気に入っているのです。(少々うるさいですが、この文章もこれを使っています。281015713Aというシールが裏に張ってあります。型番でしょうか?)
 また、40Mで30数万円もするHDD BOXや、サイドのボタンを押すだけで前面パネルが取れるなど、修理や増設に便利だったことも思い出します。
 それと、Cバスや、メモリやSCSIの拡張スロットの目隠しに使われていたネジが、ドライバーのいらないネジで、大変便利な物です。今でも、付け外しをよくする「PCIバスのネジ」や「ボディーの止めネジ」に流用しています。

 メモリーは61互換SIMMが4M載ってました。
 FS-34シリーズでPIO-SIM61によってメモリーの追加増設の可能なIOデータ製のベースボードで、ボード上の空きスロットにPIO-HEX-4Mという型番のSIMM(「CAUTION (注意)取り外さないでください」というシールと丸く黄色いシールが貼ってあります。)がスロットに増設されているタイプです。型番はFS-34-1です。
 スロット0に72PINのFPM-SIMMを挿してみましたが、「ぴぽ」とも言わなくなりました。また、スロットの0番以降に同じ型番のメモリーを挿しても4M以上は認識しませんでした。
 CPUはi-80386なのでCバスにメモリーボードを挿してMS-DOSで使うしかないのでしょう。
 同じシリーズにBA-34シリーズとFA-34シリーズと言うボードがありますが、BA-34シリーズの方は0番以降に同じ型番のメモリーを挿すと2Mは認識するそうですので、ボード上に6個のSIMMソケットがあるので、合計14Mが載ることになりますね。このメモリーはPIO-HEX-4MとPIO-HEX-8Mしかない(2・6・16Mも発売されているのですが、見たことがない)ので、かなりの無駄がでてもったいないですけど。

 HDDは付いていない個体でしたので手持ちのCバス用のSCSI1ボードを挿して外付けのHDDで起動しています。
 この外付けのHDDは兄から貰ったTEAKの40M(HD-41A HARD DISK UNIT)でしたが、元々のドライブはTEAK SD340 04-Uという型番の物で、自社供給の物でした。まあ、自社供給といってもサードパーティーのOEMでシールを貼っただけの物だろうと思われますが、シール以外の刻印は見られませんでした。
 そこで手持ちの、Mac(パフォーマ770)から取り出した170M(QUANTUM製 Pro Drive LPS 170S)に中身を交換してみました。Macとは電源のソケットが違うのですが、テスタで電圧を調べて無理矢理ハンダで直結してやりました。快調に動いています。しかし、このQUANTUM製 Pro Drive LPS 170Sドライブには、Aplleのロゴの下に「Mada in Japan」と印刷されています。どういう意味でしょうね?
 中身はMS-DOS6.2+Win3.1で動かしていますが、すごく遅いので飾り物です。
 しかし、9801Fシリーズ以前の物はAMD社のAm5x86P75(またはAm486DX5)以上のアクセラレータと原発乗っ取りくらいのことはやらないと太刀打ちはできませんね。仕事が忙しくてそんな暇は無いのですけど!一度はやってみたいですね!!!(手持ちの原発はたくさんあるし)

 1999年の12月頃、友人のPC-9801FAのdrive1の3.5inch FDDが壊れたので、手持ちのFXの3.5inch FDDを持って交換に行きました。ところが、同じFシリーズでありながら、FDDの型番が違うのです。仕方がないので、FDDの1と2を交換し、後ろのジャンパーをそれぞれ1と2に付け替えておきました。drive2が使えませんがHDDも入っているしFDD1台で十分でしょう。確かFシリーズには5インチFDDのタイプもあったし、この過渡期のモデルには色々なバージョンが存在するのでしょう。
 しかしFAもFXも前面パネルがワンタッチで取れて、すごく修理や拡張がしやすいのですが、FDDの第2スロットだけが金具が突き出ていて電源BOXを外さないと交換ができないのです。また、この電源BOXがくせもので、広い場所でないと、なかなか外れないのです。それならパネルが外れても意味がないですね。第1スロットは簡単に交換できます。FDDの故障は第1スロットばかりなのでしょうかね?
 CPUはFAが80486でFXが80386でしたね。

 実はCバスにRUNボードが刺さっていたのですが、使い道がなくてしばらく押し入れに眠っていたのですが、型番を調べてインターネットで検索をかけるとドライバーが見つかったので使えるようになりました。これで、Win95さえ入ればCD-ROMは必要なくなりますね。便利な物です。
 ちなみに、ボードはAllied TelesisのRE1000PLUSでした。Allied TelesisのHPにサポートされています。


★★★★★ PC-9801LX ★★★★★
1999年12月

 大型ゴミの日に落ちていたのを偶然見つけました。拾うつもりはなかったのですが、原発乗っ取り用の水晶発振子が欲しくて持ってきました。ラップトップタイプなので、古くても小さな素子が手にはいると思ったのです。
 しかし、小さくまとめ上げてあるので、分解には一苦労しました。
 分解してわかったのは、20MのNEC製SASI HDDが搭載されていること。(自社供給だったんですね〜。スゴイ!)
 i-80286の近くの水晶発振子は14.31818MHzではなくて15.9744MHzが使われていること。
 と言うことは、初めからオーバークロックで設計されているのでしょう。(でも、1.1倍ほどですか?)
 後は正方形の水晶発振子とメモリーチップとCPUだけ取って廃棄しました。
 でも、CPUはじか付けではなくソケットに刺さってました。

 メモリーは増設SIMMスロット(G8CZK A3)に1M(MC-829 1A)が3枚刺さってましたが、今となっては使い道はないでしょうね。裏には空きランドもないですし、どうしようもない代物でしょう。

 HDDは上に書きましたが、20MのNEC製SASI HDD D3122 が搭載されていました。製造は1988年の12月です。このHDDはどこかで見たと思ったら、いまは無きアイテックの外付けSASI-HDD 40Mの中身と同じ物ですね。型番はD3142 だったかな?
 容量こそ違いますが、外見やシールや型番などほとんど同じでした。もちろんインターフェイスも同じ規格で付け替えがききそうですね。(まさか、40Mを20Mに換えても意味はないと思いますが!)

 FDDは3.5インチで、2スロット。型番はFD11370です。34ピンのソケットです。


★★★★★ PC-9801VM ★★★★★
1999年10月

 「バゾゴン」ですね。使い道はないでしょう。
 蓋だけ開けてみましたが、電源がATXと互換でしょう。電源スイッチ連動のコンセントはあるし、5インチベイが2つあるし、SCSI増設用のBOXには使えそうですね。経年劣化で信頼性は無いと思いますが・・・。そういえばエプソンのPC286Vは5インチベイが4つあったような・・・。
 でも、この頃のPCは重いですね!
 あとは、水晶発振子とメモリーチップと、思い出にCPUを取って終わりですかね?




★★★★★ PC-286VF ★★★★★

 初めて買ったPCです。
 当時で20数万円でしたかね?やかましいドットインパクトのプリンターと絶妙の組み合わせでした。でも、OSをいちいちエプソン用に書き換えなければならなかったのがいやでしたね。
 あと、いやにタッチの重いキーボードもいやでした。
 CPUアクセラレータを付けてもあまりスピードが上がらず、Win3.1も走りません(遅すぎて、待っているのがイヤになります。)でした。また、Cバス8Mのバッファローのメモリーも遅くて使いようがありませんでした。
 CPUやメモリだけをパワーアップしても効果が薄いことを初めて知らされた機種でもあります。
 ちなみに、8Mのメモリーは4万円、IO-DATAのCPUアクセラレータが3万5千円くらいでした。その他外付け3.5インチFDDなど15万円以上は使ったと思いますが、満足できず、新しいPCを買う方が賢いことが解りました。それ以来、メモリーの増設以外はあまりしなくなりました。
 でも、記念として分解せずに取っておこうかなと思っています。



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