最終更新日;2006年03月31日

イチゴは豊作、梅はまだまだ [2006/03/05]


今シーズン二度目のイチゴ狩り

岩国I.C. - → 熊毛I.C. → ファームランド

 当初の予定より一週間遅れで予約がとれたイチゴ狩りに出かけました。 一週間前の予報では雨でしたが、幸い予報がずれて良い天気となりました。 出発時間が若干遅れたのですが、流石に4度目ともなると時間通り到着出来ました。

イチゴ狩りは大盛況

 ファームランドへ10時に着くと既に車が3台ほど止まっていました。 内1台はすぐに帰って行きました。 どうやら飛込みだったようで、残念ながら断られてしまったようです。
 我々があてがわれた今回の区画は、昨年末にイチゴ狩りを行ったのと同じハウスのほぼ同じ場所でしたが、面積は大幅に縮小され1/6程度でした。 先ずは現地で食べる分を1ケース(4パック)収穫しました。 最初は恐る恐る摘んでいた娘も、だんだんのってきて我々が静止しないと、熟していようといまいとお構い無しにむしって行きます。 親としては大きめな実を収穫したいのですが、娘の手には余るようで小粒の実ばかりを摘みたがります。
 前回はむさぼるようにイチゴを食べていた娘も今回はあまり気乗りがしないらしく、デザートのクレープの皮ばかりを食べています。 この年齢の子供は食べる時期に波があり、無理強いしても仕方ないので放っておきました。 クレープの皮を食べ終わると、またイチゴを摘みに行きたがります。 1ケース目のイチゴはほぼ食べ尽くしたので、2度目の摘み取り作業に行きました。 2回目も同じ1ケース分でしたが、重さは1回目の1.5倍も収穫し、これはお土産用として持ち帰りました。
 会計を済ませ、車に乗り込もうとするとまだ摘み足りないとだだをこねられましたが、無理やり車に載せ次の目的地に向かいました。

天満宮を目指して

ファームランド - → 熊毛I.C. → 防府東I.C. → 防府天満宮

 お昼が近く途中で食事とも考えましたが、あまりお店に詳しくありません。 高速道路の途中のサービスエリアでタウン誌を購入し適当なお店を探しましたが、あまり良いタウン誌ではなくそれらしきお店は見つかりませんでした。 防府まで行けばなんとかなるだろうと、取りあえず防府天満宮を目指しました。

防府天満宮

 防府天満宮ではちょうど梅まつり(2月19日〜3月5日)の最終日で、天満宮に最も近い梅林駐車場では陶器市が開かれているため、車が止められません。 仕方なくその奥の大駐車場に車を止めました。 娘を簡易型のベビーカーに乗せ、酒垂山公園を通って境内に入りました。 つい写真を撮るのに夢中になり、肝心のお参りをせずに移動しようとしたため、家内にたしなめられました。
 お参りを済ませると、境内を散策しました。 寒さが影響してか、梅は満開にまでは至っていませんでした。

防府天満宮
菅原道真公が、九州の太宰府に流される途中、船を勝間の浦に着け暫く滞在した。 公は酒垂山にお登りになり、「身は筑紫にてはつるとも、魂魄は必ずこの地に帰り来らん」と誓われ、家宝の金鮎12尾を国司に託して太宰府に向かわれた。
 延喜三年(903)菅原道真公のお亡くなりの日、勝間の浦に神光が現れ、酒垂山に瑞雲が棚引きました。ここに国司土師信貞は菅公の御霊がお帰りになられたと、翌延喜四年(904)この地の酒垂山に社殿を建立して松崎の社と号しました。これにより日本で最初の天満宮といわれています。
 京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで「三天神」と云われている。


 
 


お昼はロイヤルホストで

防府天満宮 - → ロイヤルホスト

 防府天満宮の鳥居の斜め前にイタリアンレストラン風のお店があったので、覗いて見たのですが営業している雰囲気がありません。 良く見ると子供が厨房で洗い物をしています。 ちょっとまずそうなので、別を当たることにしました。 といっても土地感がある訳でもなく、来る途中に見かけたロイヤルホストにお世話になる事にしました。
 ロイヤルホストでの食事は何年振りでしょうか、他のファミレスよりは比較的美味しかった印象がありましたが、今でもその美味しさは維持されていました。 味だけではなく、子供が喜ぶように「しまじろう」のシールブックが頂けたり、サービスの面でも充実していました。

黒柏って木じゃないの?

ロイヤルホスト - → 玉祖神社

 車で10分程で玉祖神社に着きました。 玉祖神社は山陽自動車道沿いにある神社で、流石に周防一ノ宮だけあって雰囲気に趣がありました。 神主さんは常駐されていないようで、御朱印を頂くことは出来ませんでした。 境内を散策していると、鶏の鳴き声が聞こえます。 普通の鶏と違って、長鳴き声の主を探し出すとそれは黒い鶏でした。 ケージに有った説明を読むと、この鳥の名前が『黒柏』というのだそうです。 境内に碑があるのには気づいていましたが、てっきり、碑の後ろに植わっている木のことだと勘違いしていました。
 時節柄、屋外で飼われている鶏に近づき過ぎないように注意しながら、しばしその美声に聞き入りました。

玉祖神社
周防国一ノ宮として由緒深く、御祭神は三種の神器の一つである八坂瓊曲玉を造られた玉祖命であります。玉祖命は五伴緒神の一柱として中国地方を治められ、ここ大崎の地で歿せられたと伝えられ社殿の北、約五百米にある玉岩窟(たまのいわや)はその墓所と云われています。 神社の創建はあまりにも古く定かではありませんが、景行天皇十二年西征にあたって戦勝祈願のため宝剣を奉納されたものが今も御神宝として伝わっております。

毛利氏庭園へ

玉祖神社 - → 毛利氏庭園

 神社でお参りを終えてもまだ3時半でした。 毛利氏庭園にある博物館で雛飾りを展示している事を思い出した家内の提案で、毛利氏庭園に向かいました。 毛利氏庭園は防府天満宮の東隣にあり、殆どもと来た道を引き返す感じで、毛利氏庭園に向かいます。 駐車場には数台の車しか止まっていませんでした。 駐車場から門を抜け、まず雛飾りを展示している博物館に入ります。 中庭の周りに回廊状に部屋があり、規模は違いますが昔の祖父の家を彷彿させます。 最も奥の部屋に雛飾りが展示されていましたが、意に反してお雛様は数点で後は、ままごとのセット等の備品の展示が殆どでした。

 お庭も季節外れに訪れたせいで、よく写真に掲載されているような緑の豊かな庭園ではありませんでした。 新緑の頃か紅葉の頃に改めて訪れたいお庭でした。 娘は芝生の上で転げまわり、結構楽しんでいるようではありましたが。

毛利氏庭園
本館

帰りはノンストップで

毛利氏庭園 - → 防府東I.C. → 岩国I.C.

 一日中走り回っていた娘も流石に疲れたのか、車に乗るとすぐに寝てしまいました。 起こしてはかわいそうだと思い、高速に乗っている間はノンストップで移動したおかげで、ずいぶん早く戻って来れました。 更にETCの通勤時間割引が適用されて高速料金も随分安く上がりました。


訪問場所のご案内

名称
内容
住所
電話番号
備考
(農)ファームランド イチゴ狩り 〒742-1504 山口県熊毛郡田布施町城南太田 0820-52-1808  
毛利氏庭園 庭園 〒747-0023 防府市多々良1-15-1 0835-22-0001  



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