最終更新日;2007年05月01日

たねやの故郷を尋ねて [2005/09/09〜11]


ちょっと遅れて出発

自宅 - → 岩国I.C. → 山陽、中国、名神高速道路 → 竜王I.C.

 母の法事で能登まで行くついでに、大津に一泊し、近江八幡へ遊びに行くことにしました。 なるべくたくさん遊べるように7時ごろに出発する予定が、やはり遅れてしまって7時半頃の出発となりました。 先日の台風14号の影響で、国道が混んでいると考え、いつもは大竹インターから入るところ、少し遠回りをして岩国インターから入りました。

 

酒游舘で遅めのお昼を

竜王I.C. - → 酒游舘

 竜王I.C.で高速を降りると近江八幡に向かいました。 市内は一方通行が多くて、なかなか目的地に辿り着きません。 お昼にはかなり遅かったのですが、酒游舘でランチにしました。酒游舘は西勝酒造鰍フ明治蔵二棟を改装し、サロンとギャラリーにしたもので、中途半端な時間のせいか、お客は我々以外にはいませんでした(例のごとく、我々の後からは沢山の方々が来られましたが...)。
 料理はお勧めの「ことぶき膳」を頂きました。 近江牛たたき、赤こんにゃくの土佐煮、あわ麩田楽、あゆ煮、牛肉しぐれ煮など近江ならではの食材を活かしたものばかりで、大変美味しく頂きました。 折角、酒屋に来ているのにお酒が飲めなかったのは残念でしたが。

入口横の大きな看板
酒游舘入口
1階サロン
ことぶき膳の品々

日牟禮八幡

酒遊舘 - → 日牟禮八幡

 お腹も一杯になったところで、日牟禮八幡に移動しました。 やはり一方通行のせいで随分遠回りをして、しかも耕運機が走るような細い道を抜けて八幡前の駐車場に到着しました。
 神社の境内は予想とは異なり、狭い印象を受けました。 「たねや」の敷地の方が広いかもしれません。 つい先日まで、日牟禮八幡は「たねや」の私的な神社だと勘違いしていたのですが、これではそう思われてもしかたないかもしれません。

日牟禮八幡
  千年以上の歴史を誇り、古くからこの神社は八幡商人の信仰を集め、左義長、八幡まつりは全国的に有名です。社宝にはベトナムまでその活躍場を求めた八幡商人の代表格西村太郎右衛門が奉納した「安南渡海船額」をはじめ、重要文化財が多数あります。

近江八幡を散策

日牟礼八幡 - → 八幡山 → → たねや → 市内散策 → 日牟禮カフェ

 参拝を終えると八幡山に設置されているロープウェーに乗りました。 片道約4分間で、山上に着くと近江八幡の町が碁盤の目のように区画整理されているのがよく判りました。 
 ロープウェーの駅から更に頂上を目指して登っていくと、村雨御所 瑞龍寺が有りました。 1596年、豊臣秀次公の生母(秀吉の姉)日秀公が、秀次公の菩提を弔うために、後陽成天皇から村雲の地と、瑞龍寺の寺号を賜り、村雲御所を創建され、昭和に京都よりその主用建物が八幡山に移築されたものです。

 
八幡山ロープウェー駅
ロープウェー
瑞龍寺 山門
瑞龍寺

「たねや日牟禮の舎」によっておみやげを買い込んだ後、近くを散策しました。 最初に向かったのがヴォリーズ記念館でしたが、道を間違えたらしく近江兄弟社学園の裏側に出てしまいました。 地図とにらめっこをしながら、ヴォリーズ記念館には辿り着きましたが、何となく入り難い雰囲気があり、外から眺めるだけで中には入りませんでした。
 次に向かったのが同じくヴォリーズ建築で有名な旧YMCA会館です。 更に旧八幡郵便局を訪れました。 郵便局では案内の方がいらして、親切に色々な説明をして下さいました。

ヴォリーズ記念館
旧YMCA会館
旧八幡郵便局
ヴォリーズ建築

土砂降りの中を

日牟禮カフェ - → 竜王I.C. → 名神高速道路 → 大津I.C. → 琵琶湖ホテル

 日牟禮カフェでケーキセットを頂いている間に雨は土砂降りになってしまいました。 お店で傘を借りて、車を取りに行き、お店の前に車を横付けして家内達を回収しました。 カーナビによると県道26号線が渋滞しているとの事で、田んぼの中の裏道を抜けて竜王I.C.に向かいましたが、その間も雨は酷くなるばかりで、一面真っ白な中を走りつづけました。 いつもの様に道を間違えつつも、無事に名神高速に乗り、大津I.C.で降りる頃には土砂降りのエリアから抜け出ていました。 どうやら局地的な集中豪雨だったようです。

琵琶湖ホテル

 とってもゴージャスで立派なホテルです。 インターネットで部屋を予約していましたが、料金を少し足すだけで更にグレードの高い部屋を利用出来ると聞いてお願いしてしまいました。
 娘が生まれてから洋室に泊まるのは初めてです。 娘はベッドに大興奮で、ベッドをトランポリン代わりにしてはしゃいでいます。 寝相のとっても悪い娘がベッドから転げ落ちないようにするため、ベッドを壁に押し付け周りをソファーや椅子でバリケードを作り大変な思いをしました。

 夕食、朝食ともバイキングでしたが、そこらのバイキングとは違い、申し分ない質と量が確保された食事で、すぐにお腹が一杯になってしまったことがとても惜しいと思った食事でした。

客室内
びわ湖花噴水
ブラニカ号

義経ブームの影響?

琵琶湖ホテル - → 大津I.C. → 名神高速道路、北陸自動車道 → 尼御前S.A.

 ホテルを出ると大津I.C.から名神高速道路に戻り金沢を目指します。 春に訪れた時と違って、雪もなく快適なドライブです。 昼食を兼ねて立ち寄った尼御前S.A. はサービスエリアから外に出る事が出来、日本海を望む事が出来ます。 巷の義経ブームの影響か、団体旅行客が休憩を兼ねて尼御前岬を散策する姿を数多く見ました。

日本海
尼御前の像

墓参り

尼御前S.A. - → 北陸自動車道 → 金沢西I.C. → → 能登有料道路 → 和倉I.C. → 信行寺

 しばしの休憩を終えると一路、信行寺を目指します。 途中、問題となるアクシデントもなく無事にお寺に到着しました。 只、気になるのはお天気です。 雲行きがかなり怪しく、本堂での法要を済ませ、墓前へのお参りを済ませお寺に戻ってきた所で雨が降り始めました。 いつもながら母のパワーには驚かされます。 お寺でご馳走を頂き、ホテルに向かう頃には再び土砂降りとなっていました。

フローイント和倉

お買い物

和倉温泉 - → 食祭市場 → 七尾I.C. → 能登有料道路 → 白尾I.C. → ぶどうの木 → 金沢駅

翌日、お寺に寄った後、父と妹を乗せて、先ずは七尾の食祭市場に向かいました。 ここは七尾のフィッシャーマンズワーフで、新鮮な魚介類を入手する事が出来ます。 妹たちはお目当てのものが有ったようです。
 次に金沢市内にある「ぶどうの木」に向かいます。 有料道路を降り、「ぶどうの木」に向かう途中では、再び土砂降りとなりヘッドランプを点けても一面真っ白で、前方が良く見えないほどの雨に遭遇しました。 幸い、「ぶどうの木」に着く頃には雨も止み、何種類かのブドウを見つくろって、購入しました。 親父達はよほどブドウが好きとみえて、箱単位で宅配便をお願いしていました。
 金沢駅に立ち寄ると、駅の地下街でおみやげを買いまくりました。 これで狭い車内はほぼ一杯の状態で、これ以上ものを買っても乗せられない位でした。

ぶどうの木
ぶどう棚

父たちを送って

金沢駅 - → 金沢西I.C. → 小松I.C. → 小松空港

 父達の飛行機の出発時間までかなり時間が有ったのですが、ここで時間を潰してしまうと我々の帰宅時間が大幅に遅くなってしまうので、仕方なく空港まで送り届け、ここからは別行動としました。 娘を車から降ろすと、別れ際に大変な事になるのを予想して、チャイルドシートに縛り付けたままでのお別れとなりました。

量にちょっとビックリ

小松空港 - → 中佐中店

 昼にはちょっと早かったのですが、空港に行く途中で見かけたうどん屋でお昼を頂く事にしました。 店に入りメニューを見ると、うどんのフルコースといった趣で結構いい値段がします。 そうは云っても今更店を出るわけにも行かず、それぞれセットメニューを頼みました。 うどん自体は腰が強く、とても美味しく頂きましたが、量がちょっと多めで、食べ終わった時にはお腹が一杯になっていました。 娘がお茶を座布団に溢してしまうハプニングなどもあり、お店の方にひたすらお詫びして店を後にしました。

帰途に着いた

中佐中店 - → 小松I.C. → 北陸、名神、中国、山陽自動車道 → 大竹I.C. → 自宅

 後は快調に帰り道を急ぐばかりです。 春に訪れた時とは違い、路面に雪も無く、娘が寝ている時間に移動距離を稼ぎ、なんとか22時頃には自宅に辿り着きました。


訪問場所のご案内

名称
内容
住所
電話番号
備考
酒游舘 食事 〒523-0862 滋賀県近江八幡市仲屋町中7 0748-32-6336  
八幡山ロープウェー   〒523-0828 滋賀県近江八幡市宮内町 0748-32-0303 往復\610
たねや日牟禮の舎 和菓子 〒523-8585 滋賀県近江八幡市宮内町3番地 0748-33-4444  
琵琶湖ホテル ホテル 〒540-0041 滋賀県大津市浜町2-40 077-524-7111 \8,800/室
ぶどうの木 ぶどう園他 〒920-0171 石川県金沢市岩出町ハ50-1 076-258-0001  
中佐中店 食事 石川県小松市城南町119 0761-21-7533  



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