最終更新日;2004年02月08日

梅見だ、梅見!! [2001/02/12]

光市の冠梅園へ

岩国 - → 岩国IC → 山陽自動車道 → 熊毛IC → R188 → 冠梅園(光市)

 ローカルTVで紹介されていたのでしょうか、嫁さんが冠梅園に行きたいと言い出して、ドライブがてら梅見に行くことにしました。 岩国ICから熊毛ICは2つ目です。 ここで高速を下りて、県道8号線を南下します、15分ほどで新日鐵光製鉄所の正門が見えてきました。 ここを左折して国道188号線に入ると、梅園まで後5分位です。
 連休とはいえ、それほど人は集まらないと考えていたのが大きな間違い、駐車場は満車で国道の路肩には駐車場に入るのを待っている車の列が出来ていました。 最後尾に付けて、待つこと20分位、ようやく中に誘導され車を止める事が出来ました。

冠橋

 梅園の入り口には冠橋と呼ばれる赤い橋が架かっていました。 この橋は、梅園と隣接する冠天満宮とを結ぶ太鼓橋です。

梅園入り口から冠橋を望む

茶店で一杯

 梅園に入っていきなりですが、東屋で野点を行っていました。 車の中で待っている間に乾いた喉を潤そうと一服を所望します。

野点のお茶
野点を行っていた東屋

梅はもう一つ

 今年は暖冬との予想に反して寒い日が続いたせいか、梅の開きも今ひとつでした。 気候にもよるでしょうが、1〜2週間後が見頃だと思います。

紅梅
白梅

ちょっと観光案内

 冠梅園は瀬戸内が見渡せる丘陵に昭和59年3月に光市が開園したもので、面積約2haの梅園には白加賀、鹿児島紅、思いのまま、冬至梅など20数種、約2000本の梅が咲き誇り、西日本有数の梅園です。
 毎年、2月の第1日曜日から3月の第1日曜日までの1ヶ月間、「梅まつり」が開催され、朝市、野点、邦楽演奏、詩吟など様々なイベントが計画されている他、特産品売店、梅の盆栽店なども開設されます。
 冠橋を経て、冠天満宮が隣接する他、ミニ動物園もあり、更に数年後には冠山総合公園としてこの一帯が生まれ変わるための整備も進められています。

冠天満宮

冠天満宮
 道真公は学者の家系で幼少より学問に秀で長じて学徳高く文章博士となられ宇多天皇の御信任篤く右大臣に任ぜられたが、藤原氏のざん言により太宰府に左遷された。
 筑紫への下向の砌風波をさけて船を当地の浦に寄せられ神太夫とういうもの出会いわが家にお供つかまつり厚くもてなした。 一両日御滞在ののち日和も順風となり、御出船の折名残を惜しまれ、召されたる御冠を神太夫に与えられた。そして二人の息子太郎次・勘之介に・・・・を賜った。
 その後三十数年を経て、承平四年十月七日の夜より三夜にわたって太郎次に夢中の御託宣があり、「東の山の梅の古木に今宵のうちに花を開かしめん。その

 梅園と来たら天満宮とお決まりのセットで冠天満宮が有りました。 本殿の両側には、青銅製の馬と牛が奉納されています。 左側の馬の写真は撮れたのですが、右側の牛には子供達が跨っており写真を撮ることが出来ませんでした。
 本殿の軒下には、獅子と象の彫刻が施されていました。 写真を撮った時には気が付かなかったのですが、このコーナーを作成する際に比較してみると、向かって左側はいずれも口を閉じており、反対側の獅子と象は口を開けている事に気付きました。 いわゆるあうんの像となっている訳です。
 お土産というわけでもありませんが、福梅が売っていたので、一つ戴いて帰りました。

参道の階段
左の馬の像
軒下の獅子と象(唖)
軒下の獅子と象(うん)

冠石

冠石
冠稲荷

光井の井戸

 参道の階段の下に井戸がありました。 どうも地名の由来に関係する井戸のようです。
 光井の地名の由来について三つの伝記があるが、その一つに天保十二年(1841年)の『熊毛郡光井村風土記』によると、「・・その頃の村中は人家が数少なく遠近に住居して潅水の流れを汲み呑むといえども、暑気の折りなどは水が乏しい故に、里人が祈願をこめ神明の加護を祈ると、不思議な神託が有りて三つの所に井を掘れば、水の湧くこといちじるしく、それより村の名を三ツ井と改めた。 その後天満宮御鎮座の節、この井より夜な々々光を発するので更に光井村と改め、今の地名の謂われがこれである。 ・・・」というようなことが記されている。
 このように三つの井戸を掘り、その井戸が光を発するので光井となったことが今日でも言い伝えられている。

井戸
井戸の説明

帰り道

冠梅園(光市) - → R188 → 柳井 → R188 → 岩国

 帰りは、柳井に出来た大きなショッピングセンターを見て帰ろうと云うことになり、国道188号線を北上して行きました。 大体の場所は、柳井駅の近くと聞いて駅前をウロウロとしているとどうも線路を挟んで反対側である事が判りました。
 そばまで行くと確かに大きなセンターです。 お目当ての一つが、ここでしか売っていないハムスターフードでしたので、まずはペットショップに。 これが大きな間違いでした。 いろいろあって、結局はゴールデンハムスターを2匹連れて帰ることになりました。
 梅を見に行ったのか、ハムを買いに行ったのかわからない小旅行でした。


訪問場所のご案内

名称
内容
住所
電話番号
備考
冠梅園 公園 〒743-0001 山口県光市大字室積村6288番地 0833-74-3311   
Mr.Max 柳井店 ショッピングセンター 〒742-0036 山口県柳井市駅南1番11号 0820-23-8880  



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