2012.5.11〜13   JPS絵画切手部会主催  於 切手の博物館
第10回絵画切手部会展 小型印申請図 テーマは、フランスの女性画家ヴィジェ・ルブラン(1755〜1842)。
1月のパソコン郵趣部会の例会の後、女性画家の画集を見ながら、相談しました。
昨年のように肖像権のことで気をもむのは辛いので、できれば没後年数の経っている人の方が望ましく、特徴が出やすい方と言うことで、彼女を選びました。
彼女の自画像は代表的な2点がありますが、1800年に描かれた45歳の時の自画像です。
彼女は自分のことをあまりにかわいく描いたという評がありますが、良く観ればしわやたるみも描いているのにこんなにかわいらしく見えるのは、ほんとうにかわいい人だったのだろうと想像しています。
「マリー・アントワネットの宮廷画家---ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯 」を読みました。
パステル画家の父を持ちながら、この時代に女性が画家になることは大変難しく、才能とともに、技術を身に付ける大きな努力もし、運命を切り開いていく能力も高かったと感じます。
昨年、この絵が日本で公開されたのはちょうど東日本大震災の直前からで、気持ちの余裕をなくしており、残念ながら実物を観ることはできませんでした。
16日が申請図提出締切日だったため、これで提出しました。
なお、郵趣協会の方針として切手展のタイトルの統一を図るため、今年から「'12」ではなく「2012」にしてほしいとのことでしたが、文字配置が難しく、ちょうど第10回にあたること、毎年開催していることから、「回数」を入れることにしました。 2012.3.12記

中国郵政が発行している絵葉書です。
4/267/16まで、六本木の国立新美術館で開催されている国立新美術館開館5周年「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」でこの絵が展示されていることは会期中に知りました。
せめて会期後でも観に行きたいと思っていますが…。
第10回絵画切手部会展 記念カバー
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
1800年制作、45歳の時の自画像を元にしました。
第10回絵画切手部会展 記念カード
1791年に制作された自画像を元にしました。
  2011.5.13〜15
  2010.5.14〜16 
  2009.5.15〜17
  2008.5.9〜11
  2007.5.25〜27
  2006.5.19〜21
絵画切手部会展'052005.10.14〜16
2004.10.22〜24
2003.9.19〜21


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