2008.6.13〜15

JPS昆虫切手部会 主催   
於 切手の博物館

「部会創立40周年記念」
  <申請図>      
今年のテーマは、ヨナグニサン。
沖縄県指定天然記念物で、世界最大級の蛾です。

とにかく大きさを出すためにも、全体は入れず、特徴である前翅の先端の蛇の頭に擬態していると見られる部分が目立つ位置に来るようにしました。
変形印を期待する声も、一部であがりましたが、先を飛び出させるために丸枠が小さくなるようでは無意味だという大勢の意見に賛同。
最近では単に枠を取って、文字で枠を描くような、機械印のようなデザインもありますが、それで押印の際に、切手から外れたり、押しにくいことがあるのも本末転倒だと感じるので、オーソドックスに丸枠の中に納めました。
翅の模様は線で描こうかとも思っていましたが、翅の地色のバーントシェンナの色を、印肉の色に合わせたほうがより強い感じが出ると思い直し、ベタの部分を多くしました。白い部分はつぶれる可能性が強いので、少し間引き、太くしました。

郵趣ウィークリーweb版に掲載されましたので、公示が降りました。 2008.5.29
第23回昆虫切手展 記念カード
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
フレーム切手を作成するために、初めに描いた絵です。
フレーム切手は部会用と2種類作成しましたが、枠をメタルとブルーにするだけではなく、ヨナグニサンの右側と左側にしようと思いました。
絵は1枚ずつ描いてもよかったのですが、胴体だけは共通にしたら面白そうだと思い、1枚の絵から左右を取りました。フレーム切手用の画像を作った後、背景を描き足しました。
第23回昆虫切手展 記念封筒
フレーム切手を作成したときの絵は、濃くて、印刷に苦労しました。
マニュアル設定でいろいろ調整しました。それでも気に入らなかったのですが、フレーム切手と同じ絵を残したかったので、色を抜きたくはありませんでした。
それで封筒用の絵は、かなりあっさり仕上げました。
第23回昆虫切手展 記念カード
昆虫の絵を描くときには、変態の様子を描いておきたいと思います。
唯一の蛾の切手「ウスバツバメガ」を使いました。
第23回昆虫切手展 記念公式カバー
公式カバー
A5サイズ パンフレット (昆虫切手部会制作)
ミニペックスで展示されたヨナグニサンの標本(西田豊穂氏所蔵)
フレーム切手フレーム切手
フレーム切手を作成しました。
こちらはweb申込み。
フレーム切手フレーム切手
こちらは注文数が多かったので、写真添付の郵便振替申込み。
スキャンとプリントを繰り返すので、元の絵と違いすぎないよう、調整が難しいです。
(これまでのパンフレット、小型印などの記録です。文字をクリックしてください)


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