2007.6.15〜17

JPS昆虫切手部会 主催   
於 切手の博物館
  <申請図>      
今年は、オオムラサキが国蝶に選定されて50年です。

オオムラサキは日本に居るタテハチョウ科の中では最大級。
幼虫はエノキの葉を食べて成長し、落ち葉の下などで越冬。
年1回6月頃、成虫となる。
ゴマダラチョウより、エノキの木が多くないと生きらず、絶滅した地域も多いそうです。

オオムラサキの大きさを出すために、全体は入れず、翅の模様などの特徴が分かるよう、前翅と太い胴体を入れ、タテハチョウ科ですから斜め下向きにしました。
が、オオムラサキは地域によって変異も多く、むしやさんが集まれば、この斑紋は違う、こうでないと、と議論になり、前翅の先がもっと丸く、と言う人もあれば、こんなに丸くなくてよいとも。
最終的には標本のみを参考にすることにしました。
紫の部分と黒い部分の書き分けも1色ではできず、赤い斑紋も白で表わす方が自然でした。
何度も書き直し、提出の末、了解を得ました。 2007.4.12

郵趣ウィークリー 2007.22号 小型印情報に掲載されましたので、公示は降りたようです。図案に変更は無いようです。 2007.5.31記
第22回昆虫切手展 記念カード
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
A4サイズ 小型印意匠カードパンフレット
左 A4サイズ 小型印意匠カード  右 A5サイズ パンフレット (昆虫切手部会制作)
オオムラサキの標本昆虫部会の木勢氏にお借りした千葉産のオオムラサキの標本。
左2頭と右上が♂、右下が♀。
♀のほうが大きいですが美しい紫色ではありません。

右はポスター。
「第22回 昆虫切手部会展」 Pスタンプ3/30に販売終了となるスマイルとJAPAN POSTを駆け込みで注文、試しにフレームも数シート頼みました。
いつも赤味が強く出るので、赤味を押さえて印刷して提出しましたが、今回はむしろ赤味が消え、紫と言うよりも藍色に出来上がったようです。
フレーム切手をjpeg画像で頼んだら、色化けせずに済むでしょうか。

     2007.4.27記
「第22回 昆虫切手部会展」 Pスタンプ スマイル「第22回 昆虫切手部会展」 Pスタンプ JAPAN POST「第22回 昆虫切手部会展」 フレーム切手
(これまでのパンフレット、小型印などの記録です。文字をクリックしてください)


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