「日本国際切手展2001 PHILA NIPPON'01」 発行記念カバー
2000.5.19 東京中央(初日指定)局 手押し特印
20000519全日本切手展絵入り特印
切手は「ぼくからわたしへ」。もう1種類「わたしからぼくへ」と言う切手もありましたので、そのどちらにも合うように描きました。
男の子は元気に、女の子は恥ずかしそうに、お手紙の交換です。・・・こんな時代があった?・・・いえ、子供の頃はこんなことは夢のまた夢。 (^^ゞ

「日本国際切手展2001 PHILA NIPPON'01」 発行記念カバー
2000.5.19 東京中央(初日指定)局 手押し特印
20000519全日本切手展絵入り特印
「ビードロを吹く娘」・・・1955.11.1発行「切手趣味週間」北川歌麿画「ビードロを吹く娘」の復刻版。下と同じ10種10枚1シートのうちの1枚で、シール式変形切手。
あまり艶やかな感じの女性は好みではないので、少し清楚な感じに描いてみたところが自分流。(^^ゞ 怒る人がいるかも・・・(^_^;)

「日本国際切手展2001 PHILA NIPPON'01」 発行記念カバー
2000.5.19 東京中央(初日指定)局 手押し特印
20000519全日本切手展絵入り特印
“市川蝦蔵”・・・1956.11.1発行「切手趣味週間」の東洲斎写楽画「市川蝦蔵」の復刻版とも言うべきシール式変形切手。
特徴を残しつつも、あまり嫌らしさを強調しない顔にしたかった・・・わたしのわがまま。(^_^;)

今年もそろそろ「PHILA NIPPON'01」の切手が発行になりますので、載せてみました。

ふるさと切手・北海道版 「北の大地U 牧草地」
2000.7.19 帯広局小型印
20000719北の大地Uカード小型印
 有珠山噴火災害への寄付金付きで全国で購入できたため、ふるさと切手に入るのかどうか、との声もあった。
 切手の原画は金井英明さんで北海道版の絵入り葉書も多く手がけていらっしゃる。大好きな絵です。(^.^) また、金井さんの絵にはいつも黒い犬が入っていて、子供と一緒に遊んでいます。きっと愛犬は黒い犬なのでしょうね。


★お断り★ この絵は切手の図案に合わせて、こどもが牧草ロールに乗って遊んでいますが、ほんとうはいけないことだそうです。本来、牛の飼料にするものなので、土足で登っては牛が病気になることもあるそうです。また、観光客が遊びで乗って賠償金を請求されたこともあるとか、絶対にこういうことはしないくださいね。絶対に牧草ロールに登って、遊ばない下さい! 

ふるさと切手・長野版 「早春賦」の里・安曇野 発行記念
2000.3.23 穂高郵便局 風景印&小型印
20000323早春賦の里カバー穂高局風景印小型印
 わたしは水田のある風景が好きで、何度も安曇野に通いました。穂高町、大町、池田町・・・特に池田町は山下大五郎さんの絵に惹かれて、春、水田に水が引かれる頃、夏、青々と稲が成長した頃、秋、実りの頃、と有明山や白馬連峰を背景にしながら絵を描きに行きました。ハーブの里としても知られ、立派な池田町立美術館もあって、大変よいところです。この頃は足を運ぶことができませんが、広報「いけだ」をお送りいただいており、その動静はいつも気にしています。また行きたいです・・・
 小型印の図案を穂高郵便局に電話で事前に確認したところ、道祖神が入ると教えてくださったため、絵には道祖神も入れました。「早春賦の里」の碑がある場所から常念岳を望んだ場所からのスケッチがありましたのでその絵を元にして描きました。穂高郵便局には何度も行きましたが、このときは郵頼です。禄山美術館のところによく臨時出張所が出ていましたっけ。
 
1999.3.16発行のわたしの愛唱歌シリーズで「早春賦」が全く違う場所をモデルに描かれたため物議を呼び、ようやくふるさと切手で本来の風景を伝えることができたと言う、待ちに待たれた切手でした。

新宿郵便局 開局50周年記念 カバー
2000.8.22 記念小型印
20000822新宿局小型印
 新宿郵便局はとてもなじみの局だ。1階の売店も切手は充実しているし、ふるさと物産展の開催も多い。ヨドバシもすぐ近く。世界堂と言う画材屋さんも近い。小型印も常時使われていることが多い。昨年なら「20世紀デザイン切手展」。今なら「新宿スカイ郵便局」。昨年度は“東京のふみの日週間”の押印でずいぶん通った。50周年はおめでたかった。)^o^( そのときに開催していた写真展では新宿の街の変貌の様子が興味深かった。
 また、このときに作った葉書は宛名面にかなり大きくこの絵を入れて差し出したため、こんな葉書が配達されるのか、と物議をかもしたが、結局宛名がきちんと読めればよいとの判断をいただきほっとした。(^^ゞ 
 台切手は
1998.5.19発行の東京のふるさと切手「ビルとビジネスマン」。どこかの人気投票では不人気をかこっていたようだがわたしは好きな切手だ。いかにも東京らしいと感じる。

「ふみの日 自転車」
2000.7.23 豊島郵便局にて 「P.S.ふみの日です」展の小型印
20000723ふみの日自転車カバー小型印
 2000年度のふみの日切手は前年に続いて変形だ。切り抜きにくいし、切り抜いてしまったら折角のデザインが中途半端になってしまって、何がなんだか分からなくなる・・・と評判はいまひとつ・・・(^_^;)。 そう、それなら、周りの絵を活かさない手はありません。折角の自転車なのですから。
 そして折りよく「切手の博物館」で催されていた
「P.S.今日は.ふみの日です」展の小型印は自転車で配達中の郵便屋さん・・・これを組み合わせたら素敵なカバーができる! この絵は、同日発行の「お手紙よんでるの」と言う茶色の犬の前で手紙を読んでいるこどもの絵に合わせて描いたものだが、小型印の郵便屋さんが届けてくれた手紙を木陰で読む女の子、「なんて書いてあるの? 嬉しいお便りね?」と目を輝かせる愛犬の姿。切手に合わせて強引にウサギも連れてきた・・・。(^^ゞ  
 購入した切手を眺めていて考えついたカバーなので、初日には間に合わなかったが、ふみの日に合わせて、わたしのお気に入りのカバーです。(^.^)

「ふみの日 風船」
2000.7.23 豊島郵便局にて 手押し特印
20000723ふみの日風船カバー絵入り特印
 こちらも、切り抜いてしまったら、どこが風船なのか分からないですよね。(^^ゞ 
そして、切手に茶色の犬が入っていても白い犬が入っていても、「愛犬の絵を描こう」と決心していたわたしは迷わず愛犬“トモ”の絵を描くことにした。そして、バスケットよりも封筒にして、手紙の中にわたしたちが入っていったら・・・手紙に託して気持ちを届けたいとき、文字よりも自分が入っていきたいと思ったことはありませんか? そんな気持ちを絵にしました。

「日本におけるイタリア2001年」初日カバー その1
2001.3.19 初日指定上野局の手押し特印&東京中央の機械印
20010319イタリア年ビーナスカバー絵入り特印
 郵頼では手押し印と、機械印の併印はできないから・・・
と言うのは言い訳・・・郵頼〆切り日までに絵を完成させるのは至難、いつも時間との戦いです。(^_^;) 
それで、まず、東京中央局へ行って機械印を押印してもらう、その後、初日指定局へ出向いて手押し印を、と言うのが最近のパターン。(^^ゞ

 ボッティチェリの絵に付いては、ルネッサンス期の絵に関する寓意などを読むのも、関心が無く、その裸体もあまり美しいとは思えないでいましたが、洗浄されて、その美しい姿を見せられたときには驚き、全く新しい絵を見せられた思いで感動しました。
 しかし、このビーナスが当時のイタリアの美人画であったにせよ、現代の日本で万人が美しいとは思わないでしょう。 前年、「ビードロを吹く娘」でも、顔は自分の好きな表情にアレンジしてしまう手を覚えたわたしは、ただの模写ではなく、自分のイタリア年のビーナスを描きたいと思いました。・・・体型は少し細めに、ロゴマークの日の丸は大きすぎて胸を隠しすぎていて返ってがっかりだけれど、それでも、誰もが恥ずかしくて目をそらすほどではよくない・・・
切手の図案を見たとき、清純でいて、色気の漂うわたし好みのビーナスを描こう、ポーズはこれにしよう、と閃きました。(^.^)
 難しかったのは、9頭身でしかも首が長く、重心が微妙な位置にあること。この独特な首の傾け方は残したいが、不自然ぎりぎりのところにしたいこと。
スキャンして、レイアウトしたときにどの程度表情が出るか、肌の色がきれいに出るか、など。
 気に入っているのは、お盆のような平面の日の丸を持っているロゴマークと違い、球体の太陽を抱えているように表わせたこと。
やはり、人間でも動物でも、目が命、表情が気に入ったできであること。
“新体操をするヴィーナス”と言う呼ばれ方は、実はとっても気に入っています。(^.^) 

 ボッティチェリの時代の画家が、モデルを神話の登場人物の姿をさせて描いていたこと、今のように、直接的に人体を描く事など許されていなかったのでしょうから・・いろんな意味を、気持ちをめて描いていたのだろう、と共感しました。

「日本におけるイタリア2001年」初日カバー その2
2001.3.19
初日指定上野局の手押し特印&東京中央の機械印
20010319イタリア年受胎告知カバー絵入り特印
「受胎告知」もよいですね・・・。東京渋谷のマークシティの中に復元図があると言うので見に行きましたが、それはがっかり。でも西洋美術館で見たこの絵はとてもすばらしかったです。違和感無く修復されていました。写真では分からなかった、ガブリエルの後ろからマリアに向かって発せられている光のようなもの・・・この線はとても活きていました。切手は絵が寸断されていますからね・・・(^_^;)
 
 重要なお使い、重大な知らせを伝えるガブリエル、それを聞いて、書物を取り落とし、愕然とするマリア・・・彼女はこのとき、17歳くらいでした。
ビーナスのような明るい雰囲気はありませんよね・・・ガブリエルのマリアを気遣う表情・・・原画のよさを殺したくなかったです。
違う世界に住む女性を気遣い、いたわる天使の男性・・・ちょっと魅力的なシチュエーションだと思いました。 ガブリエルの衣装や羽、ふたりの表情に重きを置いて背景の絵はさらっと描きました。ふたりを目立たせるために。

「スタンプショウ’01 第25回世界切手まつり」
20014.28 “ゴジラ郵便局の日”
( 1 日 目 )
2001.4.28スタンプショウカード小型印
 2001年のスタンプショウが浅草の都立産業貿易センター台東館で開催されました。
切手は丁度20世紀デザイン切手第11集にありますが、1シートに1枚・・・(^_^;)
 ゴジラと対戦するのは蛾の突然変異のモスラにして、文献をあさりました。
1954年ごろからリメーク版までいろいろあるのですね・・・モスラは正義の味方みたいです。
双子の小美人はピーナッツをモデルにしましたがどこかウィンクに似ている? (^^ゞ 
絵はもう1バージョンありまして、そちらのほうが強そうです。
メインキャラクター候補にはブラックジャックなども上がったようですが、ゴジラもSFファンにはなかなか人気がありました。

 台切手は2000.6.23発行 20世紀デザイン切手シリーズ 第11集より“ゴジラ”


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