平成18年度 ふみの日 東京の粋拾弐景

18.7月 18.8月 18.9月 18.10月
祭り半纏 御輿 江戸切子 江戸扇子




18.11月 18.12月 19.1月 19.2月
江戸箒
酉の市 熊手 江戸箒 江戸押絵羽子板 江戸刺繍




19.3月 19.4月 19.5月 19.6月
江戸木目込人形 東京銀器 鯉のぼり 番傘

6月 番傘
東京中央局小型印 ふみの日「東京の粋拾弐景・番傘」
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
台切手 1983.1.24発行 近代日本美術シリーズ第15集 伊東深水原画「吹雪」
6月のふみの日では、梅雨と言うことでアジサイの絵を描くことが多いです。
が、今年もまたアジサイの絵を描く余裕がありませんでした。
今月も大変に忙しい月で、12ヶ月の締めくくりだからなんとかしなくちゃ、と必死な思いでした。
番傘の切手はいろいろありますが、10円切手と組み合わせるのもスペースを取りますし、この1枚でまとめました。

5月 鯉のぼり
東京中央局ふみの日 東京の粋拾弐景 鯉のぼり
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
台切手 1996.5.1発行発行「第50回児童福祉週間記念」
     1956.4.2発行「世界こどもの日制定記念」

広い敷地が無ければ大きな鯉のぼりを揚げることはできず、最近はあまり見なくなったと言われます。
思い出深いのは、長野県大町市で見た、白馬三山をバックに踊る鯉のぼり、田んぼに写った姿がまた素敵でした。
また、徳島名東局風景印初日に行った際に、袋井用水にかかっていたたくさんの鯉のぼり。
今年見たのは、近所の幼稚園ですが、連休なので、5/2には片付けられていました。

4月 東京銀器
ふみの日 「江戸の粋 拾弐景・東京銀器」
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
台切手 2000.7.21発行 20世紀デザイン切手シリーズ 第12集より「皇太子ご成婚記念菓子器」
あられ銀瓶が小型印のモチーフです。
銀器はくもりが出て扱いは難しく、もちろんお値段も張るのでわずかなカトラリーくらいしか持っていません。
代々受け継がれた銀器を大事にして磨いて使う・・・ そんな優雅な物語の世界には憧れましたが。
さて、この銀瓶は何に使うものなのか?
日本茶を入れる急須にしては細長すぎるような・・・ お酒を入れるものかもしれません。
が、わたしはティーポットに見立てました。
切手はボンボニエール。この言葉は切手発行のときに初めて知りました。ボンボニエールとは、フランス語でボンボン(キャンディーなどの砂糖菓子)を入れる小箱のことだそうで、皇室の慶事に使われた銀器は東京銀器ではなさそうですが。
銀器の作り方は、やはりwebの動画で見て、大変勉強になりました。
今回の題材が一番の難関と言われていたので、終わってほっとしています。

3月 江戸木目込人形
東京中央局 ふみの日「江戸の粋拾弐景・江戸木目込人形」
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江戸木目込人形と日光土産の杉の犬台切手 1985.2.15発行 伝統工芸シリーズ第2集 江戸木目込人形
今回もなかなか集中力が出ず、前日にようやく絵を描きました。
小型印の立ち雛にそっくりの人形も、webを探すとありましたし、さまざまな衣装も。
でも人形は顔が命、顔が気に入らないと絵を描く気になれません。
お顔は、その昔クラスメートのお母さまがプレゼントしてくださったこの人形をモデルにしました。赤い着物と、水色の着物の2体のうちから選んで、と言われて、衣装の色は水色が良かったのですが、お顔がこちらの方が好きだったのでこちらを選びました。
でも描き上がった顔は、姪の小さいときの顔かもしれません。(^.^)

2月 江戸刺繍
東京中央局小型印ふみの日「江戸の粋拾弐景 江戸刺繍」
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
台切手 2006.10.23発行第9回いけばなインターナショナル世界大会
1999.11.12発行天皇陛下御在位10年記念

江戸刺繍も日本刺繍も変わりはないそうですが、江戸の職人さんたちが守ってきた伝統芸を、特に江戸刺繍と呼んでいるようです。
特にこちらの「伝統工芸品紹介」のサイトの映像紹介は見入ってしまいました。
わたしはフランス刺繍しかしたことはありません。
スェーデン刺繍も素敵ですよね。

刺繍を施した舞妓さんの着物、天皇陛下御在位10周年記念の縁起物の刺繍・・・それらをメインに持ってこようかとも思いましたが、10月の江戸扇子と対に、淡く仕上げることとし、小型印に描かれている御所車やウメをモチーフにすることにしました。裾模様にしようかも迷いましたが、顔に近い帯の方がおもしろそうでしたので。

1月 江戸押絵羽子板
20070123東京中央局「ふみの日」江戸の粋拾弐景 江戸押絵羽子板
台切手 1992.6.30発行 歌舞伎シリーズ第6集「藤娘の藤の精」
伝統工芸品である押絵羽子板は、歌舞伎役者やひいきの役者絵をモチーフにしたことから、切手は歌舞伎の切手を選びました。ひとつひとつのパーツに綿を入れ、布でくるみ、扇を持たせ、刀を挿し・・・なるべく平たくしながら立体感を出す。絵はシンプルに羽子板のあでやかさを描こうと思いました。
これで羽付をするわけでは無し、人形のように抱かせるのもおかしいので。

12月 江戸箒
東京中央局小型印「ふみの日・江戸箒」
台切手 1983.6.13発行 「日本列島クリーン作戦」
     1981.11.27発行 日本近代美術シリーズ第11集 鏑木清方原画「一葉」

こどもの頃は、電気掃除機ではなく、箒を使っていましたね。今も部分的には箒を使いますが。
畳の目に沿って、埃がまわないように、部屋の奥から縁側や廊下の方に向かって・・・
上の方はばらけないように、しっかりきれいに編んであり、飾り糸を渡してあります。
箒の先が寝たり、傷まないように、逆さにして立てておくのですが、いやなお客様が見えて、早く帰って欲しいときにもそうするのではなかったでしょうか?
それから、小学校のときに飼っていたセキセイインコが、新しい箒にしがみついて、乾燥した箒の実をプツプツ食べていたこととか・・・
仔犬は動くものが大好き。箒を小刻みに動かしていると、生き物か、獲物に見えるのでしょう。それに見立てて遊びたくてしかたがないので、しがみついたり、かじりついたり・・・
箒の入っている切手はなかなか見つかりませんでした。日本は空飛ぶ魔女やハロウィンもありませんし、「焚き火」などの唱歌が切手になれば箒が入ってくるかもしれませんね・・・
他に、一葉の切手を使ったのは「大掃除」・・・「大つごもり」を連想したこと。針仕事と掃除は「家事」として連想が繋がるのでした。

11月 酉の市 熊手
東京中央局小型印「東京の粋拾弐景 酉の市 熊手」
台切手 1996.8.8発行 ふるさと切手東京版「浅草雷門」
「酉の市」は、今年 11/4、16、28と開催され、4日に新聞記事を見たとき、16日には行けるだろうか、と思いましたが、身体が本調子ではなかったので断念しました。
各地で酉の市は開催されますが、新聞記事が浅草の酉の市でしたので、行くのなら浅草、と思っており、切手は「浅草雷門」を使いました。
この縁起熊手は商売繁盛やお祝いなどに使われるそうで、熊手で福、運やお客さんをかき集めるところから来ていたと思います。
福にちなんだお多福や、鯛、小判、米俵、大入り札、、寿と書かれた団扇、商売繁盛と書かれた提灯など、縁起物がたくさん・・・昔からの人々の思いが詰まっている・・と描きながら思いました。

10月 江戸扇子
台切手 1965.4.20発行 「切手趣味週間」 序の舞(上村松園原画)
      1980.7.7発行 近代日本美術シリーズ第7集「アレ夕立に」(竹内栖鳳原画)
江戸扇子は、京扇子より発達したものですが、骨の本数も少なくデザインもあっさりと「余白の美」だそう。
小型印はもみじの柄。こんなに涼しくなってから扇子を使った涼しげなようすを描くのもぴんときませんでしたが。
切手は伝統工芸品シリーズも、舞妓さんが持つのも京扇子ですが、踊りには骨の太い江戸扇子風のものも使われているのではないかと思います。
切手選びをしているときが、一番楽しいですね。(^.^)
原画には1961.4.20発行 切手趣味週間「舞妓図屏風」を使いました。

9月 江戸切子
東京中央局「ふみの日 江戸の粋拾弐景 江戸切子」
台切手 2000.5.19発行「日本国際切手展2001」
シール式10連刷切手より「ビードロを吹く娘」
分厚いクリスタルガラスをカットした灰皿なども、江戸切子に入るそうですが、小型印に描かれている色着せガラスにカットを施したソーダ石灰ガラスの絵を描くことにしました。
7月、8月と人間模様を入れるようにしてきましたが、夏ばての身には涼しげな風景を描きたかったのですが・・・。当初はビールやアイスクリームを思い浮かべていました・・・
気持ちが決まらないまま、時間切れになりそうで、最初の絵はガラス器だけ描いていましたが、前夜どうしても気に入らず、カードの印刷も始めていましたがすっぱり切り替えて描き直しました。
実際にスケッチしたグラスは、安物で、ほんとうの江戸切子ではないかもしれませんが・・・。(^^ゞ
最初に選んだ切手は長崎の「平和50年」のステンドグラスの切手でしたが、好きな切手だけあってあれこれ使ってしまってストックがありませんでした。
「ビードロを吹く娘」は、ガラス成形のときの、吹きガラスの様子が似ているので、ガラス細工という共通項で使ってみました。

8月 御輿
台切手 ふるさと切手東京版「三社祭」
祭り、と言うのは地域の人たちがまとまらなければできません。
残念ながら山の手側に育ったわたしには、お祭りといえば神社の「縁日」で安物のままごと道具を買い揃えるのが楽しみだったくらいで、買い食いも不衛生だからだめ、と唯一 綿飴だけ買っても良かった程度。「御輿」は飾ってあるものだと思っていたような・・・。
大人になって、和太鼓の音が体や心に響く音色だと気付きました。
伊賀上野に行ったとき、だんじりが芸術品だと言う事に感動しましたが、御輿もそうですね。
絵は、先月からの続きとして1ヶ月前からほぼ頭の中ではできあがっていました。三社祭と神田祭のいろいろな部分をとって描きました。

7月 祭り半纏
台切手 ふるさと切手東京版「三社祭」
今年度の小型印のテーマは「江戸の粋」、もののデザインです。
これまでも橋や建築、など無機物がありましたが、それだけをただ描いたのではつまらないのですよね・・・。動きやストーリーがないと。
先はどうなるか分からないけれど、祭り半纏は、もちろん衣紋掛けにかかった半纏ではつまらないので人が着た姿・・・ が、これを祭りの情景そのままにすると、8月の「御輿」のときと全く同じになってしまうのです。(^_^.)
それで今月は祭りに出かける、御輿を担ぐ準備のために昼早い時間に集まっている情景にしました。
他にもふるさと切手に祭りはありますが、「三社祭」の切手に合わせました。

ただ、この絵は描きかけでした。
また、半纏が安っぽいと言われて描き直そうかと思い、また図書館で本を借りてきたりしていた矢先、ぎっくり腰になり、描き替えはおろか、押印もあきらめようかと思ったくらいでした。
1年12ヶ月のうち、今月が一番苦しかった・・・と後で思えるようになればよいと思いますが・・・。


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