Acropolisの丘とディオニソス劇


アクロポリス全景図


左上がパルテノン神殿とエレクティオン、右上がティオニソス劇場、左下がイロド・アティコス音楽堂です。

プラカ地区からアクロポリスへ −遺跡と塔−



プラカ地区から見るアクロポリスの丘


アクロポリスとは、”高い丘の上の都市”という意味で、古代には神殿が建てられた聖域、さらにポリス(都市国家)防衛の要塞として二重の役割を果たしていた。

アクロポリスの丘


左上にちょっと見えるのがパルテノン神殿

アクロポリスの丘を望む


右上がパルテノン、左上がエレクティオン
市中心間近に、三方を絶壁で囲まれたこの丘の、並び立つ古代建築や博物館の彫刻群は、
ギリシャ美術の中でも最高の傑作ぞろいで、世界の貴重な文化遺産となっている。

ディオニソス劇場 −1


ギリシア最古の劇場。前6世紀に木造でつくられ、前4世紀に大理石造に改築された。
約1万7千人の観客を収容できる

ディオニソス劇場 −2


毎年この劇場を中心にディオニソス祭が行われていた。年に一度、悲劇を上演。
ディオニソスとは、ギリシア神話で酒と演劇の神のこと

ディオニソス劇場 −3


中心にある点は祭壇跡、ここで歌い踊る人々の集団はChoros(コーラスChorus)、コロスの踊り場である円形スペースは、オルケストラ(orchestra)と呼ばれ、ギリシア語のオルケスターイ(踊る)からできた語で「踊る場所」という意味。これらはみな語源である。円形劇場は、元来「歌舞集団」コロスの踊り場だった。

ディオニソス劇場 全景


古代、ここは人々が集まって、牛による脱穀やブドウ酒造りを行っていた。
特に収穫時と春の祭りは大規模。円の中央の祭壇を設け、奉納し、人々はその周りを陽気に踊り狂った。

ディオニソス劇場 VIP席


最前列は貴賓席となっており、背もたれのある大理石の席が確認できる

ディオニソス劇場の彫像


ディオニソス(バッコスとも呼ばれる)の一生をテーマにしている彫像とレリーフ

ディオニソス劇場の彫像 −2


ディオニソスは、ぶどうの木の栽培とワインの醸造技術を自ら広め、酒による陶酔と解放の祭儀を広める旅に出て、信者をふやしていった。

フィロパポスの丘を望む


頂上には、フィロパポス(2世紀初めごろのローマの執政官)をアテネ市民が記念して建てた墓碑がある




トップへ
戻る