陰口の効用

 
人の悪口を言うのは面白い。 面と向かって直接本人に言う訳ではない「陰口」の話。 ちょっとトロイやつなんか、格好のネタ。 そいつの陰口を叩くことで、仲間との協調性が生まれたりして。 出来過ぎるやつなんかも、ネタとしては面白い。 この場合はどんな些細なことでも許してもらえない。 職場でも学校でもご近所さん同士のコミュニティでも、 近い存在でリアルに想像できる相手がネタとしては良とされるようだ。 やや知恵のある あざとい者は 上位者にわざと聞こえるように放つ。 「ちょっと、何とかしてくださいよ」的な。 私たちこんなに頑張っているのに・・・(中略) ・・・だから、こんなに大変なんです。 →この段階では愚痴レベル。 あぁ、そうなんだ、大変だね。ありがとう。 ・・・(共感と仲間意識が欲しいだけの場合) → この場は、一旦解決する系。 → ただし後日 別の問題が発生した際には 「あの時のあの対応は・・・」と面倒くさくなるリスクもあり。 誰かに聞かせることを前提の陰口は、少しばかりお互いに注意が必要。 正式に何か行動を求むならば、陰口ではダメだし、 逆にあらゆる公式な記録に残したくないからこその、「陰口」だとしたら、 それは陰口の使い方としては「NG」。 楽しい陰口なら、とことん!!! その場限りで誰にも迷惑をかけないならね。 → ガス抜き的。

 

2018.12.21.

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