潮干狩りに行けなかった


今年を振り返ってみる時期になった。
春先に「潮干狩りに行こう」と決めていたのだが、実際には行けなかった。

潮干狩りに行った事ってある?
俺の場合、自分が過去に両親に連れられて行った潮干狩りの体験が楽しいものとしてずっと心の中に残っていたので、自分の子どもたちにも ぜひ体験させてやりたいとずっと思っていた。子どもたちもそれなりの年齢になったので、潮の満ち引きを調べたり、バケツや熊手を購入したりして、行く気は満々なのであったが・・・。


収穫体験というくくりで、話を進める。
いちご狩り等の収穫体験って、理屈抜きで楽しいと思う。
フルーツ等の味覚狩りは、とても楽しい。
熟れ具合を自分の目で確認しながら収穫できる楽しさである。
そしてもちろん、その場で食べられるのも魅力の一つ。

潮干狩りの場合は、少し楽しさが違う。
まるで宝探しゲームのような感じ。
目に見えない奴らを探し当てて、ゲットする楽しさ。

季節や、気象条件、時間等にも影響される 自然の摂理を覚える体験。
持ち帰った あさり を始めとする 貝類を自ら調理する体験。
そして 実際に食べてみる体験。

もう楽しい事のオンパレードなはずなのであるが、


振り返ってみれば、残念ながら今年は行けなかった。
俺にとってみればかなり切ない。
来年こそは、と思っている。


2012.12.15.




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