快適なパソコン環境とは


今回はパソコンの話。
俺にとっては、今や 仕事に趣味にと 様々な場面で無くてはならない存在の一つの位置付けである。

1. 安定して動くこと。
2. 自分の好みで動かせること。
3. サポート体制が期待できること。

ハードウェアであるパソコン本体、そしてOSや通信環境、さらにはアプリケーションソフトにまで期待する項目を3つ挙げてみた。

1. の安定して動くこと は当たり前過ぎるかもしれないが、突然フリーズしたりするのは勘弁してほしいという意味。
2. の自分の好みというのは、OSはもちろん、ブラウザを含めた基本的なアプリケーションソフトや、その表示形式に至るまでユーザーが選択できることを指す。
3. のサポート体制については、普段はお世話になることがあまり無いのかもしれないが、サポート対象外です、と言われない環境にある安心感の事を指す。


この文章を書いている2012年現在、これらの3つは当たり前の感じである。
この当たり前の事を、当たり前と思わないようにする為に敢えてここに記す事にする。
昔話を少し。
少しでも快適な環境にしたいという思いから、高性能と言われるパーツを買ってきては拡張・増設を繰り返しては、不安定なパソコンにしてしまった苦い思い。安全マージンを削って、OSの根幹となる割り込みタイミングの数値をいじくり過ぎておかしくしてしまった苦い経験。
OSのバージョンが上がる度に、過去に蓄積してきたソフトウェアのデータ資産の引き継ぎが出来ずに、それまでの環境を捨てなくてはならなかったひどい過去。


今現在、とても幸せを感じている。
安心してパソコンを使う環境が整備されてきたことに対してである。

1. と 3. は類似しているかもしれないが、安心してパソコンを使い続ける事が出来る環境が整備されてきたと、実感している。
具体的に言うと、OS自体の安定性の実感と、そのサポート体制の手厚さの実感をまず挙げたい。俺が今現在使用しているOSは、Windows Vistaである。
前OSのWindows XPがかなり高寿命&人気のあるOSであった為に、Vistaを過小評価する風潮があった事は否めないが、俺にとっては快適なOSである。
そのOSのライフサイクルが短い設定にされているのは、どんな事情があれ寂しい限りと嘆いていたのであるが、ここにきて朗報である。サポート期間がいつの間にか延長されているのである。
2007年に発表された Windows Vista の メインストリーム サポート終了日は 2012年4月10日 という事で、既に過去の日付となってしまったが、その 延長サポート終了日が 2017年4月11日 という事に改定された。
もう少しだけ、このOSを使い続けても良いという事である。
これはとても大きな安心感。

ちなみに、2009年10月に発表された Windows7 のサポート ライフサイクル はこちら


デバイスマネージャーにて、常に▲!マークを付け続けてきた ネットワークの「6to4アダプタ」もつい先日 ようやく退治した。
すっきりした今、俺は しばらくは Vista を使い続けることを決意した。


2012.4.24.






HOME