(1.) どれを食べようかな、と迷ってしまうほど次から次へと流れてくる寿司を見ているだけでも楽しい。これは今までの外食産業にはあまり無かったスタイル。
(2.) 企業にもよるが、全皿均一価格の店もとても判りやすいが、皿の色等によって価格が明確になっているのは 消費者には 判りやすくて親切である。
(3.) 近年では、画像表示による電子式注文端末が各席に設置されていることが主流となりつつある。回っていない品は自分でどんどん注文できるシステムがうれしい。
注文した品は通常のレーンではなく、別のレーンで即座に注文者の席まで届けられるシステムもだいぶ普及してきた模様であり、これもかなり嬉しい。
子供連れの消費者が喜ぶような運び方が各社とも工夫されている模様である。
(4.) イベントとはまさにイベントである。その時期にしか提供できない物を提案したり、他の企業ではやらない催しを提案したりするもの。
前から行ってみたいと思っていた、
「かいおう」に行ってみた。
前から行ってみたいと思っていた理由は、大手の企業では無いにも係わらず、北陸・富山の出身の企業で、しかも口コミによる評判が高かったからである。
大満足である。
とにかくネタであるお魚が美味しい。
これだけの低価格で、どうなっているのか企業努力を感じずにはいられない。
今の消費者の要求は、かなりハードルが高い。
美味しくて安いのは当たり前で、更に 「+α」が求められる。
それは例えば、ここでしか体験出来ない「商品・鮮度・イベント」等である と推測する。
全国展開する大手チェーンの回転寿司も俺はもちろん大好きなのではあるが、見たこともないメニューが数多く用意されている事や、そしてその美味しさにまさに驚愕なのである。
企業として、価格競争だけではない、他には無い圧倒的なオリジナルというのは、まだまだ打ち出せると感じさせられた。
回転寿司業界もそろそろ成熟期ではあるとは思いますが、ここは凄いですよ。
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