
俺の好きなラーメン屋の「らあめん花月 嵐」の話である。
らあめん花月とは、FC (フランチャイズチェーン) のラーメン屋であり、ほぼ全国各地にその店舗は存在し、その店舗数は291店舗なのだそうだ。(2013年9月現在)
店舗の名称のバリエーションは幾つかあり、現在は2002年に起ち上げた「らあめん花月嵐」が主流のようだが、従来からある「ニンニクげんこつラーメン花月」や「ニンニクげんこつらあめん花月寅」等が存在する模様である。右の写真は昔懐かしい「ニンニクげんこつラーメン花月」のイメージ写真である。

提供されるメニューは、レギュラーメニューと期間限定メニューに大きく2つに分けられるのであるが、ここで間違ってはならないのが、レギュラーメニューの完成度の高さ、つまり美味しさである。
俺が「らーめん花月」を好きな理由は、ズバリ 定番のレギュラーメニューが美味しいからに他ならない。そのレギュラーメニューとは 「嵐げんこつ らあめん」(店舗によっては「ニンニクげんこつらあめん」の表記) である。げんこつ とは、 豚骨のことである。膝関節あたりの豚骨が良質なスープが取れると言う事で、その形状から名前が付けられたのが げんこつ であるようだ。

俺が初めて 花月 のラーメンと出会ったのは、確か2001年くらいであったかと思う。関東地方のその店舗名は残念ながら忘れてしまったが、その味と出会えた衝撃は今でも忘れる事が出来ない程の美味しさであった。
その当時は、「ニンニクげんこつラーメン」という名称であり、上左写真のように白い丼の下に白い皿が敷かれて提供されていたが、現在の「嵐げんこつ らあめん」は右写真のように黒い丼に銀色の皿が敷かれて提供されている。
そして、らあめん花月の魅力と言えば、期間限定メニューの存在である。
くどいかもしれないが、レギュラーメニューが美味しいから期間限定のメニューにも心が惹かれるのである。
その期間にしか味わえない、いろんなアイデアを盛り込んだラーメンがほぼ常に、次から次へと繰り出されるその戦略には正直、消費者の立場としては困ってしまう程に提案されるその姿勢には頭が下がる思いである。
ここ最近では、有名ラーメン店とのコラボメニューにも果敢に取り組んでいるようだが、本当に斬新なメニューも過去には幾度となく提供されてきた。
俺が美味しかったなぁ と思う期間限定メニューをここに記録しておく事にする。
順位 | 限定メニュー名 | 発売年 [企画No.] | 備考 |
1位 |
黄金の味噌ラーメン
| 2003年 [No.20] | 現在はRメニューに。 全体のバランス極良。 程よい香辛料の辛さ。 |
2位 |
磯の系らあめん
| 2003年 [No.15] | 梅干しが奇抜だが完成度高い。
海苔が良い感じだった。 |
3位 |
ラーメン菜菜ロッソ
| 2009年 [No.69] | 近未来のラーメン。また食べたい。 野菜だけでこのクオリティ? |
4位 |
GTR (ガーリック トマト ラーメン)
| 2003年 [No.13] | 衝撃の一言。 また食べたい。 遊び心が楽しかった時代。 |
5位 |
僕の味噌ラーメン
| 2010年 [No.84] | 川越達也氏さすが。
イタリアン味噌。 |
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番外 1 |
豚そばつけ麺
| 2007年 [No.50] | 現在はRメニューに。 スープが決め手。 魚介系の風味と旨み! |
番外 2 |
豚そば銀次郎
| 2005年 [No.31] | 現在はRメニューに。 汁物は旨い。
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すべての期間限定メニューを食べた訳ではないが、俺の記憶&好みで、美味しかったなぁと思う順に記した。花月の期間限定メニューは 2001年から始まって、77作品を超えている。(2011年現在。) ある意味、これは凄い。期間限定メニューの画像付きの詳しいスペックは
花月嵐ミュージアムにて確認する事が出来る。
ラーメン店はそれこそ星の数ほどあると思う。
旨いラーメン屋もたくさんあるだろう。
また食べたくなる「あの味」に出会えたことが俺は幸せである。
らあめん花月 万歳!