今まで愛用してきたパソコンが壊れてしまったので買い替えることにした。
約8年ほど愛用というか、こだわって使ってきただけにサヨナラの瞬間は悲しくもあり、切ないものであった。 壊れてしまうまで使うのが正しい使い方なのかどうかは判らないが、買い換えてみてとても強く感じることがある。 同じではない。 あらゆる意味で同じではない感じが強い。 パソコンなんて目的を遂行する為の道具であって、その手段である操作方法や使い勝手なんて同じ様な物だろうと考えていた。 今まで使っていたパソコンは2001年に購入したWindows XPをOSに搭載したメーカー製の安価なパソコンであった。 今回の物はOSがWindows Vistaという事で、正直な感想は、バージョンが異なるだけでこんなにも違うかね!?という感じ。 Widowsという同じ系列のOSのはずなのに、XPからVistaに変わっただけで、こんなにも操作方法や概念が違うものかね!?という印象が強い。とても平たく言うと、使いづらいのである。 ま、操作方法は順次覚えて慣れていけば良いのかもしれないが、XPの時に普通に使用出来ていたアプリケーションソフトの幾つかが、Vistaでは実際には使えなくなってしまったという事が少々痛い。 セキュリティ対策に重きを置いているという観点も考慮して、置換出来るものは他のアプリを使う事で妥協することにしたよ。 しかし、現実論として不満も残る。 日本語入力環境が、辞書の学習機能の資産も含めて失われてしまった事、ずっと愛用してきたメーラーが使えなくなってしまった事。 俺にとって6台目となるこのパソコンは、スペックに関してはちょっとだけこだわってみたのであるが、予算的な都合もあり まぁ普通な感じのものとなった。
歴代の俺が使ってきたパソコンを表にしてみると、買い換え頻度等も含めて色々な思い出まで蘇ってくる感じではある。 今回こだわったのは、ショップの店頭で売られている物ではなく、半オーダーメイドで作り上げるネット注文という形で手に入れたこと。 半分とは言え、カスタムメイドでパソコンを手に入れるのは俺にとっては初めての事である。 こだわったのはメモリ容量とグラフィック機能。 メモリ容量は以前から大きい事が快適な環境構築に大切な要素である事を認識していたので、ここは思い切って4GBを選択する事とした。 グラフィック機能も、過去の経験からオンボードのチップでは力不足である事を知っていた為、わざわざ外部接続のものを購入する事とした。 オーダーメイドの良い点は、メモリ容量、ハードディスク容量、グラフィックボードも好みに応じてカスタマイズできる点が良い感じ。細かいことだが、ディスプレイやマウスは今までのものを使用したいと思ったので、新規に購入することはやめた。 仕事にもプライベートにも活躍しているパソコンだが、環境が変わって困っていることが少しだけあるとするならば、日本語入力環境がキーボードレイアウトや辞書の学習機能も含めて失われてしまった事。 今まで愛用してきたメールソフトが今回のOSでは正しく動かないため、泣く泣く別のメーラーにせざるを得なかったこと。 後は、使っているうちに慣れるだろう、って感じかな。 2009.2.7. 2013.7.20.(加筆修正) |
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