スマート


車の運転の話。
今回は、運転者の技能とかの話ではなくて、気持ちの話。

先日とてもスマートな運転をする人に出逢った。
こちらはコンビニから対向車線をまたいで右折したいという状況。
対向車線をまたがなくてはならないので、車が途切れるのを待っていた。

対向車線からウインカーを出してコンビニに入ってくる車が、そのスマートな車。
普通より早めにウインカーを出し、こちらが出ようとしているのが相手にも判る距離まで来ると、ヘッドライトを消灯して減速。
パッシングよりもかなりスマートに感じたし、無理に入ってこずに、こちらに先に道を譲ってくれることにスマートさを感じた。

ただ、それだけのことである。
こんな事、普通に体験したことのある人もたくさんいるだろうし、普段からやっている人もいるのではないかと思うのだが、ウインカーを出すタイミング、減速の間合い、ヘッドライトを消灯するタイミング、すべてが絶妙であった。
うまく文章で表現出来なくてたいへんもどかしいのであるが、それぞれの動作は早すぎても遅すぎても、周りに嫌な思いを与えてしまいがちなのである。

スマートな運転が出来るようになりたいと改めて思った。
限界域の技能を議論しようとしているのではない。

普通のことを普通にしてみたいと感じた。


2008.9.27.






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