打ち明け話


ここ最近、仕事で俺が精神的に参っている事をかみさんに打ち明けた。
まぁ、愚痴みたいなものではあるが、打ち明けるのには勇気が要った。
過去に上司とうまくいかなかった事で、失敗しているからである。

今回の打ち明け話の内容もそんな感じの物。
会社という組織においては、上司とうまくいかないという事は、
とてもはっきり言って「もうあなたは駄目」という意味なのである。
少なくとも俺の会社ではそう。

元気が取り柄だったはずの俺が、毎日死んだような顔をしている。
毎日、吐き気と下痢と闘っている。
もうこれでいいや、と何度思った事か。

かみさんは、0歳児を抱っこしながら、毎晩帰りの遅い俺の話をちゃんと聞いてくれた。
申し訳なくて、頭が下がる。
毎日、自分の睡眠時間もろくにとれないかみさんに、
俺は愚痴を言う事すら、何だか申し訳ない気がしてならなかったのだ。
話をして、きちんと聞いてもらえて、俺はすっきりした。
でも、ちゃんとしなけりゃと逆に思った。

俺だけじゃなくて、かみさんも、こども達も、俺次第なんだよって。
経済的な事は、どうにかなるよって言う人もいるかもしれないけど、
今の会社を辞めたら、俺は家族を養っていく自信は全くない。

それとは別に、悩み事を記録する事にした。
日時と内容を事細かに記録する事にした。
何かの役に立つのかどうかはよく判らないが、俺の気持ちが落ち着く方法の一つの様な気がして、記録する事にした。


2008.7.19.






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