「県庁の星」 から学ぶこと


映画「県庁の星」を観た。
前回観た時は、確かわざわざレンタル屋でDVDを借りてきて観たんだっけ。
今回はテレビでやっていた物をたまたま観た感じである。

しかし何故だか今回はやたらと心に染みた。
前回観た時は、単なる娯楽映画にしか見えていなかった。
今回は、まるで人生の教科書のように感じつつ、涙ながらに観る事となった。

この作品を知らない人は申し訳ないですが、
検索サイト 等であらすじ等を見てきて下さい。

ここから先は思いっきりネタバレですが、
何が感動したって、
プライドだけで生きてきた人間が、人の気持ちを理解しようと心変わりする所。

自分の都合やタテマエを相手に押しつけるのではなく、
相手が何を望んでいるのかを知ろうと、歩み寄る姿勢。

まるで、今現在の俺そのものの感じがした。
足りないことが判っているのに、上手くいっていない俺。

娯楽作品であることは承知の上で、
主人公が今作品で学んだという 3つの大切なことをここに記録しておく。

素直に謝ること。
素直に教わること。
何かを成し遂げるには、仲間が必要だということ。


管理職 という肩書きに心弾ませたのは、もう過去のこととなった。
今は果たせぬ責務の山と、実質的に長い拘束時間と、
仕事にかこつけて家庭をろくに大事にしていない自分への嫌悪。


映画作品中では、エリート公務員なんて糞食らえ。
現実社会では、名ばかり管理職なんてもっと糞食らえ。

何がいちばん大切で、
何をいちばん最初にしなきゃならないか判らないやつは要らないのだよ。

俺にはまだ、要る・要らないの判断が正しく出来ているのか?
果たして、それは本当に正しい基準で判断しているのか?

愚痴は愚痴。
前向きに行こうではないか。


2008.5.31.






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