デジカメ履歴


つい最近買ったカメラがようやく俺にとって3台目。
新しいもの好きの俺にしては少々出遅れた感じである。
ここでちょっと俺のデジカメ購入履歴を振り返ってみる事にする。


 メーカー商品名有効画素数特徴など購入時期(年)購入価格(円)
1.RICOHDC-2E38万
画素
液晶ファインダー装備199669,800
2.OLYMPUSC-960131万
画素
光学3倍ズーム搭載200039,800
3.NikonS6001000万
画素
広角28mmレンズ200834,800

俺が初めてデジカメを買ったのはその当時では 世間的には結構早い方だったのかもしれない。今思うとバカ高い価格だったんだね。
DC-2Eの現物が今でも手元に残してあるんだけれど、こりゃあもうマニアックなカメラとしか言いようがない。
当時としてはデジタルデータとして画像が記録出来ると言うだけで満足していた。
カメラとしての機能はその辺の3流メーカーのフィルムカメラの方が高機能であったのかもしれない。

俺が次に購入した C-960 はかなり良いカメラだった。
購入した2000年から、ついこないだの2008年の頭まで現役で活躍し続けたのである。何よりもカメラとして使い勝手が良かった。レンズバリアを開け閉めする事がメインスイッチのオン・オフであると言う事や、フラッシュの光源部を開け閉めする事がフラッシュ機能のオン・オフの指示であると言う事など、とにかく判りやすい。
画素数も欲を言わなければ今までは必要充分であったし、バッテリーの持ちもそれなりに良かった。記録メディアであるスマートメディアも今でこそ少数派になってしまったが、使い勝手は非常に良かった。
・・・が、時代の流れである。2008年の今となっては、少々不満も増してきたのである。まずは機械的な反応速度・処理速度の遅さ。起動、記録、再生、すべてにおいて時間がかかりすぎるのである。連続して撮影するのに書き込み処理中で待たされるのはもう我慢の限界だったし、記録されている物を再生確認するのにも、携帯電話カメラの処理速度にはるかに負けるほどに遅くてかなりイライラさせられた。
そして人間とは欲深いもので、室内光源下での色合いだとか、カメラ機能そのものにまで不満を抱き始めたのである。

俺が今回 S600 を選んだ理由としては、広角28mm相当のレンズを搭載しているデジカメであった事、それだけである。
35mm判換算で広角28mmから望遠112mmまでをカバーする光学4倍ズームの設定が、俺の使いたいと思う用途にちょうどしっくり来たのだ。
機能的には時代の流れと共に当然に進化しまくりなのである。
画素数だとか、フェイスキャッチ、手振れ補正などは当たり前で、使ってみていちばん変化が感じられるのが、小型・軽量化、液晶画面の大型化、そしていわゆるレスポンスの高速化である。
起動から、撮影、そしてプレビューまで、反応速度は桁違いに速い。
カメラだから撮影に関する機能はその時代において要求される事はもちろんクリアされている事と前提して、レスポンスは要求される項目としてかなり割合が大きいとあらためて思わされる。ストレス無く写真を撮れるって気持ちいいよね。

カメラは写真を撮る為の道具。
いかに楽しく写真を撮る事が出来るか、なんて事が今のカメラに求められている事かな、・・・なんて、思う。


2008.5.9.






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