仙台へ行く君へ


先日、仕事上でたいへんお世話になった人から電話をもらった。

彼と一緒にタッグを組んでいたのはもう今から10年くらい前になるのだろうか。
その当時はめちゃめちゃお世話になっていたのだが、ここ最近はお互いにやや疎遠の関係となってしまっていた。
その彼がどうやら遠方へと転勤になるそうだ。

お互いに転勤が当たり前の仕事をしている以上、転勤の話自体はそんなに驚くべき事ではなかったのだが、電話をもらえた事が俺にとっては、とてもとても嬉しい出来事であった。

またどこかで一緒に仕事をしたいと切に思った。
彼の素晴らしい所は、セールスという仕事をしているのに、控えめな所である。
それでいて存在感が非常に大きいのである。
仕事はいつも逸品の仕上がり、これは当然の事かもしれないがなかなか難しい事だと思う。正直、期待を裏切られた事は一度も無い。

俺に足りない部分は多々あると思うが、彼の仕事に対する取り組み姿勢からは、学ぶべきものがたくさんあると改めて感じさせられている。

俺も人の記憶に刻まれるような生き様・仕事をしてみたい、と感じた。


ありきたりですが、体に気を付けて。
また一緒にタッグを組める日を楽しみにしています。


2008.4.22.
2008.5.20. (改筆、増訂)






HOME