夏タイヤの方がうるさい


車のタイヤを冬タイヤから夏タイヤに戻した。
一般的に冬タイヤのスタッドレスの方がロードノイズが大きく、騒音としてうるさいとされているようだが、俺の場合は違う。
純正の夏タイヤの方がうるさいのだ。
205/55R16 というのが夏タイヤのサイズ。これは車を買った時に最初から付いてきたいわゆる純正のタイヤで、ミシュランの「Pilot Preceda」だ。
コンフォート系のスポーツタイヤというジャンルに位置づけされている物らしいが、まぁ乗り心地は固いは、音はうるさいは、減りが早いし、何がどうコンフォートやら、と言った感じのタイプのタイヤである。見てくれだけは何となくカッコ良いんだけど。
で、冬タイヤはと言うと、195/65R15 という物を履いている。
流通量のなせる技なのか、とにかく手頃な価格で購入出来たので、冬タイヤはインチダウンという選択となった。YOKOHAMAの「ice GUARD 」とか言うタイヤなのだが、正直な感想として本当のアイスバーンではやや不安を感じる気がした。坂道発進でホイールスピンした時には超焦りまくりの感じなのである。

しかし、スタッドレスタイヤとしての性能面での不安を抱いたにもかかわらず、俺はこのタイヤを履いた事によって何だか少しスキルをアップしたような感じがした。このタイヤは、乗り心地もしなやかだし、何よりもロードノイズと呼ばれる音が静かなのである。インチダウンした方が乗り心地と快適性に関しては良い感じなのかもしれない。

次に夏タイヤを買い換える時はインチ数を変える・変えないは別として、静かで、きちんとしたハンドリングと、しかも快適な乗り心地を兼ね備えた欲張りな性能を持ったタイヤがいいかな、なんて思っている次第である。多少値が張っても俺はそれを選びたい。


2008.3.22.






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