ハウス ビストロシェフ 「ポークシチュー」
豚肉がやわらかく仕上がる という謳い文句がパッケージに書かれているのが印象的な、家庭用のシチュー料理のルーである。

俺のたいへん狭い固定観念の中では、シチューに入っている肉は牛肉である、というイメージしか無かったのだが、豚肉でシチューを造っても良いんだ、という事にまず驚かされた。
宣伝みたいになってしまうことを承知で、申し訳ない気持ちもあるのだが、あえてここに書かせてもらうと、これがめちゃめちゃ美味しいのである。
赤ワインと香味野菜を煮詰めたデミグラスソース仕立てと言うその味は、まさに絶品。低価格でお肉たっぷりのマジ旨シチューが簡単に家庭で出来てしまうのである。
シチューのルーとは別に、お肉を柔らかく仕上げるという特製調味料が付いているのがミソ。豚肉を煮込んでも固くならずに、やわらかい食感を持った美味しいシチューを造ることを実現させているのである。豚肉の価格は牛肉に比べたらかなり安いのが実情である。
安くて旨い、なんて良い響きだろうか。
レシピ通りに造ると、玉ねぎがとろけて形が無くなってしまうので、玉ねぎの食感まで楽しみたい人は、時間差で鍋に玉ねぎを追加で入れるのがよろしいかと。

煮込み時間は多めに見積もって2時間くらい。出来たてをすぐに食べるのではなく、一度さましてさらに温め直すと、味が馴染んでもっともっと美味しくなるので、時間に余裕のある時はこれを試してみて欲しい。


2008.1.12.