ハッピー(?)マンデー


3連休をより増やそうという目論見から始まったいわゆるハッピーマンデー制度。
調べてみたら、2000年と2003年の2段階の施行で、それぞれ2日ずつ祝日が移動されていて、現在は年4回の3連休という設定である。
国民に より多くの充実した余暇を過ごしてもらおうというのは大きな建前で、大型連休化することにより消費活動を促進させる狙いであることは周知の事実。

で、実体はと言うと、工場系の大手企業は土日休みで、暦の祝日は「非休日」という設定の所も多いみたいだ。って言うか、多い。
もっと正確に言うと、いわゆる正社員は休日でも、期間労働者や派遣労働者等の法律で守られにくい立場の人達は非休日という設定。
サービス業に従事する立場の人達に至っては、それ以前のレベルで議論の余地も無い。

役人が机上で決めた制度よりも、企業の理屈の方が強い感じ。
今年の「成人の日」は暦では1/8(月)であるが、実際の式典の開催日が1/7(日)に設定されている自治体が多いのは、何に配慮してのことなのか。


2007.1.8.






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