氷柱


20040212

俺の住んでいるアパートの玄関先を撮った写真である。尾根に降った雨水を地下の排水溝に流す為の雨樋から 氷柱 が出来ている。昨年の冬も同様のものが出来ていたのだが、今年は地面に敷かれたレンガ状のブロックが持ち上がっていることに気が付き、自然のパワーの力強さにびっくりさせられて写真に収めてみた。

そもそもこの 氷柱 はどのようにして出来たのだろうか?と考えると興味深い。流れている水は凍りにくいと思われるので、雨樋の中で凍ったものが下に降りてきてこうなったのであろうか??しかし雨樋だって屋根部分からは垂直に下方向に向かっているだけなので、雨樋の中で氷が出来るとも考えにくい。
つらら の出来る原理で、このような雨樋と同じ太さの 氷柱 が出来る物なのであろうか?うーむ。

地面に敷かれたブロックが持ち上がってしまっているのは、昼と夜の気温差により、溶けた氷が水となってブロックの隙間に入り込んだものが、再び凍結する時の膨張によって持ち上げたものだと推測される。

長野県内でいちばん大きい湖である 諏訪湖 の側に住んでいる俺は、毎朝出勤時に諏訪湖岸の道路を通勤路として使っているのだが、全面結氷した氷の上では わかさぎ釣り を楽しむ人々の姿が早朝から見ることが出来る。この時期恒例の光景のようだが、白樺湖 などとは違って、公式には諏訪湖での湖氷の上への立ち入りは禁止されているらしい。
・・・それでも乗ってみたいぞ。

2004.2.12.




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