裏表


どんな事にも、建前と本音というものが存在し、その両方を理解する事が必要だという考え方に、俺は最近とらわれすぎていたようだ。

裏表のあるやつを俺は苦手としてきた。
にもかかわらず、いつの間にやら、俺は裏表のある人間になりつつあったという事実に気が付いたのだ。

人と人が、本音で接する事が出来ない関係ほど、寂しいものはない。

2003.10.27.




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