続 スタンプラリー


また 道の駅 巡りの話。

全国にある道の駅はエリア毎にその管理が分けられているようだ。
北海道、東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄地区といった感じである。
俺の住む長野県は同じ県なのにもかかわらず、北半分は関東、そして南半分は中部地区と、エリアが別れてしまっている。
どれだけ時間をかけてでも、とにかくありとあらゆる 道の駅 を訪れて、スタンプ帳に用意されたマス目を各駅のスタンプで埋め尽くしてやろう、という俺の計画は現在始まったばかりなのだが、俺の手元には今、スタンプ帳が2冊ある。
関東 と 中部 の2冊である。
関東地区はスタンプ帳を無料で配布しているのに対し、中部地区は100円という料金を取っている。有料となっているだけあって、スタンプ帳、キーワードラリー帳、しっかりとした作りの大きな地図、という3点セットになっている。
スタンプラリーの仕組みも少々違っていて、関東地区はとにかく集めたスタンプの数を競うのに対して、中部地区は、中部地区の道の駅85駅をさらに14グループに分けて、そのグループを制覇するとキーワードが揃うという、「キーワードラリー」というイベントになっている。

ま、ラリーのイベントには俺は興味がないので、どうでも良いのだが、どうせなら 全国版 のスタンプ帳を用意して欲しい、と思う。
どんなに時間をかけてでも、制覇してやろうという意気込みたっぷりの俺なのだ。

現在までに集めたスタンプの数は、
関東地区 : 17個
中部地区 : 14個
の合計、31個といった感じである。
全国に743駅 (平成15年8月9日現在) という道の駅がある事を考えると、この先の道のりはとんでもなく遠いね。

しかも、自分の住んでいる所から近い順に、巡っているものだから、これから先はどんどん遠い距離まで足を伸ばさないといけない感じ。
ま、気長にね。

今回訪れた 信州平谷 に併設された温泉施設の「ひまわりの湯」は最高に良かった。
長野県と愛知県の三河地方とを結ぶ、国道153号線沿線に位置するこの道の駅は、かなり山深い場所にあるにもかかわらず、広大な敷地と近代的な設備を数多く備えたかなり立派なものであり、その立派さには正直びっくりさせられた。
ウォータースライダーもある温水プールなんて、かつての道の駅では見た事もない。俺の興味の対象の温泉も、健康ランドも顔負けくらいの広大な敷地面積で、内風呂や洗い場が広いのはもちろん、露天風呂までもが大きくて、それはそれは気持ちの良い雰囲気であった。
泉質は臭いも濁りも無いものだったが、ぬめりがかなり強くあり、なんだか体に良さそうな印象である。浴槽や床がぬめっているのではなく、お湯自体に強いぬめりがあるのだ。お湯に浸かっている自分の肌に、その温泉のお湯は強い自己主張をしているようであった。

どこの温泉でもそうだが、その温泉の常連客はタオル等の入浴セットを持参で入浴に行くものみたいだが、俺はあえて毎回手ぶらで出かける事にしている。
手ぬぐいタイプのタオルはどこの温泉施設でも200円程度の金額で販売されており、しかもたいていの場合、その温泉施設の名前やロゴがそのタオルにプリントされているからだ。ちょっとした記念品であるロゴ入りのタオルが手元にいくつもたまってくるのが、温泉好きの俺にはちょっとした喜びなのである。

予定のない休日はここの所、温泉目当ての道の駅巡り三昧である。次はどこへ行こうか、などと考えているのがまた楽しい。

2003.10.17.
2010.09.23. (加筆修正)




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