春の足音


毎朝、出勤途中に湖の側を通って通勤しているのだが、その湖に張っていた氷が昨日溶けた。全面結氷して以来、氷上でわかさぎ釣りを楽しむ多くの人々を見ながらの出勤だったのだが、そんな朝の風景も春の訪れと共に見られなくなってしまった。
俺が生まれて初めて見る 「御神渡(おみわたり)」 という氷の上に壮大な亀裂が走る自然現象を見た時は、ちょっとした感動ものだった。
でかい湖の上すべてに氷が張っていて、その上に何かが通ったような道筋のごとく、亀裂が走るのである。亀裂と言っても単なるひび割れなんてものではなく、氷が盛り上がって、そう、漫画で見るもぐらが走った跡のようなそんな感じ、いやいや大蛇か巨大な龍でも走った跡のような、そんな幻想的なビジュアルなのである。

幻想的と言えば、最近遠ざかっていたゲームをやっている。「KINGDOM HEARTS」というゲームである。映画のような映像とサウンドの総合的な演出と、キャラクターを操る操作そのものの楽しさ、なんだかハマりそうな気配。

2003.1.18.




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