大雪が降った・・・と言うか、降っている。
この地で生活を始めて、3回目の冬である。
雪のあまり降らない土地から、冬の厳しいこの地での生活。
雪は美しいと思う。
早朝、目に映る景色全体が真っ白い雪に被われ、本当に何もかも真っ白な世界の中、まだ誰も汚していない白い白いそれが朝日に照らされ、眩しいくらいにきらきらと輝いている風景は感動に値すると思う。

雪が降ると、日常とは違った世界が現れる。
見た目の景色だけではなく、人々の生活も普段とは違ったものとなる。
日常の生活が脅かされ、大変なことは頭では理解していても、どこか興奮している自分が子供の稚拙な感情のように思われる。

今日は雪かきに3時間ほどの時間を費やした。
ホワイトクリスマス。
ロマンチックな響きだね、俺は好きだよ、こういうの。
日常とは違う物ものを求めている自分も。

2002.12.21.




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