Mar.11


年度末。
あちこちで予算消化の為の道路工事がやたらと行われるのと同じ理由で、今日から俺は4連休。盆休みも正月休みも黄金週間の休みもない職業に就くと、こういう暇な時期に休みを消化するのだ。もうこの仕事に就いて10年目だが、休みがもらえるだけでもありがたいと思うようになった。

車のタイヤを冬タイヤから普通のタイヤに交換した。昨年は4月になってからも雪が降ったが、今年はもう降らないだろうと、判断。ここのところやたらと陽気が良い。衣料品を扱う売場の担当者は「春物が売れて、絶好調だよ」と鼻息も荒く豪語していた。冬物衣料が全く売れなくて、5割引の処分セールを例年より3週間も前倒しして売価修正を切りまくったロスをせいぜい頑張って取り返して欲しいものだ。

野暮用で郵便局に行ったのだが、窓口で対応した局員の無愛想さ加減にうんざり。かつて経験したことのない不況の真っ只中、小売業は打つ手もなかなかなくサービスレベルの向上に躍起である事をこの局員は知らないのだろうか。さっさと民営化して生き残りの厳しさを身をもって体験して欲しいものだ。
実際、大型・小型を問わず、どこのスーパーに行っても従業員のサービスレベルは以前に比べて格段に向上してきている。モノが売れないのはサービスレベルが低いせいだけでは決してないのだが、元気で活気のある店はやはり支持されている。価格競争だけに走った店にはこの先はない。

決算の結果が対外公表予算を上回ったという理由で、臨時の賞与が支給されるとのこと。俺の職位で3万円、たいへんありがたい話だ。昨年度は会社始まって以来の厳しい状況という理由で賞与が調整されていたのだが俺の場合、年間所得で13万円の減収となっていた。飴と鞭の今回は飴である。今年度の鞭は昨年度よりもっと厳しくなる発表がつい先日あったばかりなのだが、もっと大きな飴がもらえるように頑張ろう。いや、マジで。

別のサーバーでやっているTUBEのファンページに、CGIを使った検索自由度の高いデータベースを設置しようと手を付け始めたのだが、なかなかどうして思うように作業が進まない。スクリプトの設定はほぼイメージ通りに出来たのだが、なにせ17年間も活動しているバンドだけあってデータ量が半端じゃなく多い。まだもうちょっと時間がかかりそう。この手の作業って地味な割に出来上がりも地味なんだよね。まぁ、自己満足の世界。

結婚について彼女と少しだけ話をした。俺がガキの頃はイメージとして適齢期になれば誰でも普通に結婚するものだ、くらいにしか考えていなかったのだが、気が付いてみれば俺は適齢期というものを過ぎてしまっている(・・・少しだけね)。夢や希望を求めるのではなく、結婚は俺が将来にわたって生きていく為に必要なものであると、最近になって実感するようになってきた。タイミングだとか勢いだとか、既婚者である他人はいろいろ言うけれど、まだその辺の所は俺には良く理解出来ないでいる。誰のものでもない、自分のことである以上もう少し真剣に考えるべきなのだろうが、時間というものはゆっくり流れているようで、実は非常に速いスピードで流れているのだと言うことを実感し始めたのは、ごくごく最近のこと。戦うべき相手は時間なのか、はたまた自分なのか。

2002.3.11.




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