遠い日に見た夢。
漠然とした希望と憧れ。
夢から覚めても、また夢の中。
覚めても覚めても夢の中。
現実か夢か。
夢か現実か。
夢見ることが、現実に生きる証。
現実こそが、夢見る道理。
夢の中で見る夢は、夢。
見る夢から描く夢へ。
霧中でなく夢中へ。
描くことから夢は始まる。
冷めるから、覚めるへ。
覚めてしまえば忘れてしまう夢から、約束の夢へ。
夢見ることは誰にでも出来る簡単なこと。
夢見ることを忘れたり、諦めてしまうのも簡単なこと。
夢見ることを軽んじてはいけない。
夢見ているだけで満足してはいけない。
夢は現実へ。
夢見ることからすべては始まる。
2001.9.16.
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