携帯電話にぶら下げているマスコットが最近光らないなぁと思いきや、単なる電池切れだった。電池を交換したらものすごい勢いで、激しく光るようになったのでこれまた驚き。今まではなんか光ったり光らなかったり、いまいちよくわからない光り方だった。そう買った時についていた電池というのがそういう電池だったのかもしれない。電池を換えるだけでその動作性能に変化が認められるほどの違いがでるとは、俺にとってはかなりの驚きだったのである。
電池込みの商品っていうのは、電池自体は「モニター用電池」などと言われて、その電池自体の寿命や程度は保証内容に含まれない仕組みになっていることが多い。
俺の大好きなG-SHOCKだが、どんどん購入するのでけっこう数も多くなってきたのだが、実はまだ電池交換というのを1度もやったことがない。G-SHOCKの電池交換は防水性能チェックの為に普通の時計の電池交換よりも、高額な料金を請求されると聞いた事がある。まぁ、200mも潜っても大丈夫な防水チェックというのはそれなりに手間ひまもかかるものなんだろう。
それにしても電池交換一発で、元気にまた働いてくれるアイテムっていうのは気分がいいものだ。昔、新聞紙上の読者投稿ページで「クワガタムシが死んだ時、どこに電池を入れるの？と聞いてきた孫がなげかわしい」という内容の年配者の投稿があったが、生き物も電池交換一発でまた元気に動いたらそりゃいいわって感じ。それを読んだ時は何言ってんだかって、発言した孫にも、投稿した爺さんにも呆れたものだが、今考えてみるとけっこう深いものがあるかもしれない。
生き物だってたいていの場合、壊れたパーツを取り替えて元気になってるんだぜ、実際。最初から組み込まれているパーツはモニター用で保証外だったりしたらやだなぁ・・なんてブラック過ぎ。

2000.4.6.