おでこと頭皮の境目


俺は小さな頃からおでこが広い。
思春期の頃にはいっちょ前に若ハゲみたいでかっこ悪いな、などと一人で悩んだものだった。
「はげしいな桜井くん」(高倉あつこ)というマンガを御存知だろうか?
高校生にして若ハゲという主人公の、育毛や養毛にこだわる姿をコミカルに描いた青春マンガなのだが、この主人公が物語の中で、まゆ毛から髪の生え際までの距離を巻き尺で計るシーンが出てくるのだが、たしか彼の実測値は16センチだった。前髪の生え際の後退の具合がハゲの進行度合を計るバロメーターらしく、どれだけハゲが進行しているかということをチェックするためにおでこの広さを計るのだ。
自分のおでこの広さを気にしていた俺も、もちろん計ってみた。巻き尺が手元に無かったので、普通のプラスチック製の定規をあてて計ったのだが、約5センチだった。
ここで、疑問が生じた。
ハゲ = おでこが広い という事なのだろうか??
髪の毛が生えていた場所は、頭であっておでこではないはずだ。
つまり、おでこが広いことと、ハゲとはまったく違うもののはず。

何に書いてあったか忘れてしまったが、おでこと頭皮の境目を何を基準に調べるかということを見つけた。
顔の表情をいろいろ変えてみて、しわが寄る所までがおでこなんだそうだ。いわゆる額のしわ、眉間のしわとか呼ばれる部分ね。
しわが寄らない所は、もともと頭だった所であり、その部分が露出しているなら、つまりはその部分はハゲた部分であると言うのだ。

どの程度の信憑性があるとかないとか、まぁ話半分に聞いておくとしても、今やってみたら、しわのまったく寄らない部分が2センチほどあったのだ。これはやっぱり気になるよねぇ。
最近職場でも、リアップだのなんだのって、そんな話題ばっかり。
隠したりせずに、潔く行こうぜ。
前髪はいつもアップにセット!



(この文章を読んで不快な気分になられた方が見えましたらごめんなさい。)




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