5月26日〜6月5日までの期間、俺のページ内で行った焼肉アンケートの結果。

俺は某スーパーの肉屋で働いているのだが、1つのパックに複数種類の肉を入れて「焼肉セット」という形で販売していくうえで、みんなの好きな焼肉は何かを知りたいと考えたのが、アンケートを取りたいと思った動機。
地域別、年代別、家族構成別、などに詳しいアンケートを取れば、よりデータとして活きた物になったのだろうが、今回は小難しいことは抜きで、手軽に皆さんに答えてもらうために単純に好きな焼肉メニューを投稿してもらうだけという形でご協力を頂くこととした。

複数回答可、同一人物による多重投稿の規制無し、投票する時点で他人の投票結果の確認可、という形式をとった。

牛タンが2位以下を大きく引き離してのトップ当選！という結果。

俺が働いている店で現在販売している焼肉セットの内訳は、アメリカ牛カルビ焼用(バラ肉)400ｇ・鹿児島産豚焼肉用(肩ロース肉)200ｇ・こてっちゃん(牛味付モツ)200ｇ・牛タン200ｇの4種類を1つのパックに詰めて、売価は1,980円。
土日、祝日は1日に10パックほど売れている。

今回のアンケート結果をどのように反映していくのかは、ちょっと考えてみる価値がありそう。何よりも皆さんから寄せられた意見で考えさせられたことは、地域によって嗜好が大きく変わる可能性があるということ。
スーパーでは、全国展開しているチェーンストアであっても、店舗ごとに地域密着型の商品展開をとる場合が多いのは、当たり前の常識。
マニアックな品揃えを重視するか、大衆性を前面に打ち出して無難な形を取るのかは、企業姿勢と、その店の担当者の裁量に任されることが多いのも現実。

用意した質問に対して興味のある人からしか回答を得られない、インターネットを利用出来る環境の人からしか回答を得られない、などという事実上の制約がある以上、アンケート結果はある程度のふるいにかけられたものでしかないということを認識したうえでも、比較的簡単に、皆さんの生の声を聞かせてもらえるのは非常にありがたい貴重な体験だった。自分の素性を細かく明かさなくて良いというインターネットならではの特性を活かしたアンケートは、やり方によっては面白そうなこともできるな、という実感も同時に得る事が出来た。

今後またアンケートを取る場合としての課題として、アンケートの趣旨・結果の運用に対しての説明、アンケートフォームの入力に際しての簡便性の追及、アンケートにご協力頂くための告知のあり方、などなど幾つかの問題点を反省しつつ、いい勉強をさせていただいたことを感謝します。
ご協力いただいた方、どうもありがとうございました。