ポストペット博覧会


名古屋パルコで開催中の「ポストペット博覧会」に行って来た。
( 詳しくは so-net の ポストペット公式ページへ )
ポストペットが何であるかとか、そういう説明はここでは割愛。
単なるメールソフトでは無いと前から感じていたけど、ここまで徹底的に世界が作り込まれていると、本当に楽しめるよ。いい大人が行列をなしてめいぐるみ等のグッズを買い求める様は滑稽でこそあれ、決して笑えるものではなかった。
例えが無粋だが、ディズニーランドの売店から巨大な土産袋をいくつも抱えて出て来る大人たちを笑えないのと共通したものがあるのかも。
いや、俺が笑えないだけであって、笑っている人はたくさんいるんだろうけどね。
どうせ遊ぶなら、外の世界から見てないで、その世界の中に自分が入って遊ぶ事が大切なんだよ。世界に入る事もしないで外から笑っている奴なんかは、俺に言わせれば笑う資格なんて無い。そう、ぜんぜん無いのだ。

原寸大のモモの部屋を見た時には正直言って感動した。いつもはパソコンのディスプレーの片隅に二次元の世界で存在しているに過ぎない部屋が、俺の目の前にあるんだよ。しかもかなりリアル!残念ながらモモはおつかいに出ていたみたいで部屋の中にはいなかったのだけれど、留守をいい事に宝箱の中身やひみつ日記をこっそり覗いてみたい衝動に駆られたのだが、それはしなかった (・・・と言うより出来なかったのだが。)
ポストペットの世界で流通している「ペチ」という単位の通貨で本当に物が買えたり、おみくじやプラグ院での参拝、キャンディーストア、オオカミ研究所の「悪いスロット」まで!確かにここにポスペの世界は存在していた。
入場すると1人10ペチもらえるのだが、俺は悪いスロットに使ってしまった。リプレイが2回来て、そのあとハズレで、結局ペチは無くなってしまった。そうそう、人間界の通貨とのレートはこの日の相場で100円が30ペチという事になっていて、両替も自由に出来るようになっていた。
役目を終えたペットたちが最終的に行き着く場所とされている MOON を描いたパネルの展示もあったが、欲を言えば本当の MOON を設置して欲しかったなぁ。俺の初代ペットの「なな」は無事に MOON にたどり着くことができたのだろうか?少しだけ気がかりだ。思えばろくに見舞ってやったことがなかったっけ。

グッズ売り場に並んでいたぬいぐるみたちが自分を買ってくれるご主人様を待っているように見えてちょっと切なげだった。(・・・ように俺には見えた。)
Sサイズと呼ばれるぬいぐるみは各種5,800円。Sサイズモモは売り切れだった。Lサイズのモモは35,000円で店頭在庫は1つだけのようだったが、きっと売れてしまうんだろうなぁ。Lサイズのオカガメがもしそこにあったら俺もやばかったかも。
あぁ〜、うぅ〜。




HOME 伝言板