ビートマニア


どこのゲームセンターでもかなり目立つ所に置いてある筐体。5つのボタンからなる鍵盤とターンテーブルを操って曲を演奏するというなんちゃってDJの気分を味わう事の出来るゲーム、それが「ビートマニア」だ。

画面の上から下方向に向かって流れて来る楽譜の通りに、いかに正確に鍵盤のボタンを押すことが出来るかという単純なゲームである。
・・・少なくとも最初はそういう印象を受けた。

しかし、いざ自分がやってみると、そんなもんじゃないのである。
楽譜を目で追って鍵盤を押していては、全然うまくいかないのだ。そう、曲を演奏するというゲームである以上、スピーカーから流れる曲を、自分の耳で聴いて、そして体で覚えなければならないのだ。
プログラム的に、キー入力のタイミングをどの程度の割り込み周期で判定するようになっているのか知らないがかなりリアルな感じで演奏を楽しむことが出来る。
ドンピシャのタイミングで鍵盤を押せていなくても、点数のつけ方はちょっと甘いのでステージクリアはある程度の所までは誰でも行けるようになっているのだが、演奏をするという視点から見ると、きっちりのタイミングで押せていないと、プレーヤーの味が出て面白いかもしれない。前ノリ、後ノリなんて表現出来ちゃったりして。

そんな事はどうでもいい。
ビートマニア3が出たのである。シリーズ3作目は、音がめちゃくちゃイイ!!筐体に12個も付けられているスピーカーは伊達では無いって感じ。
おまけにボーカルパートまでガンガン流れちゃってる!!2でもちょびっと歌声の入っている曲はあったけど、いかにもサンプリングって感じの使われ方だった。3では思いっきりボーカルが全面に出て歌ってるのだよ〜、もう感動。
楽譜上のスクラッチのオレンジ色のバーが太くなって判りやすくなったこととか、ジャストのタイミングで演奏出来た時に表示される「great」を続けて取っていくと、続けて取れた分だけその回数が画面に表示されるようになったこととか、ちょっとずつ細部も改良されている。
ノーマルモードの最終ステージのレベルが5つ星だけになっちゃったので、クリアはちょっと難しいのかな?

プレステで発売されるみたいだけど、やっぱあの筐体でプレイするからこそ楽しいんだと思うけどね。
って言うか俺はプレステ持ってないから。




HOME 伝言板